最後に、ベンチマークテストの結果を見てみよう。使ったのは「Geekbench 6」と「3DMark」だ。
まずはバッテリーの消費を抑えつつ、高めのパフォーマンスを保つ「Balance」モードで、次いでバッテリーを大量に消費し、ファンも最大限に回す「Max」モードでそれぞれテストを行った。
BalanceモードでGeekbench 6のCPUテストをしたところ、シングルコアスコアは443、マルチコアスコアは1501で、いずれもベスト15にすら入らなかった。
しかし、Maxモードに切り替えてみると、シングルコアスコア2075、マルチコアスコア5219となり、それぞれ3位という結果になった。
なお、GPUではBalanceモードで3222の11位、Maxモードでは122275でぶっちぎりの1位であった。
3DMarkでは、「Wild Life」でテストを行ってみたが、Balanceモードであっても「Maxed Out」と限界を突破してしまったので、より負荷の高い「Wild Life Extreme」を試すことにした。
Balanceモードでは3606となり、iPhone 15 Proより若干高いスコアであった。
Maxモードでは3951であった。これはSnapdragon 8 Gen 2を搭載している「ZTE Nubia Z50S Pro」より高く、Dimensity 9300搭載の「Oppo Find X7」より低いスコアであった。
高負荷をかけることでパフォーマンスが落ちないかを試す「Wild Life Stress Test」をMaxモードで行ってみたところ、温度は36度から45度へ上昇したものの、フレームレートベースでいえば、最も良かった1回目と最も悪かった19回目では予想より幅が開かなかった。
「Wild Life Stress Test」では「Wild Life」を20回繰り返して負荷をかけていく。Maxモードの状態で約20分テストしたところ、バッテリーは92%から74%へ、温度は45度にまで上がった今回は、ボタンマッピングとターボキーを中心にレビューしたが、他にも振動に対応していないレトロゲームでもゲーム音声をAIが解析して音に合ったハプティクスフィードバックを行う機能や、ゲーム気分を盛り上げるRGBライトエフェクト、カーソルのあるアプリごとにホームに表示する壁紙を変える「Set App Wallpaper」などがあるが、機会があれば紹介したい。
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