「AYANEO Pocket S」は持っているだけでテンション上がる、至高のAndroidデバイス 実機でいろいろ検証してみた(5/5 ページ)

» 2024年06月24日 13時50分 公開
[渡辺まりかITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       

ベンチマークテストの結果は?

 最後に、ベンチマークテストの結果を見てみよう。使ったのは「Geekbench 6」と「3DMark」だ。

 まずはバッテリーの消費を抑えつつ、高めのパフォーマンスを保つ「Balance」モードで、次いでバッテリーを大量に消費し、ファンも最大限に回す「Max」モードでそれぞれテストを行った。

 BalanceモードでGeekbench 6のCPUテストをしたところ、シングルコアスコアは443、マルチコアスコアは1501で、いずれもベスト15にすら入らなかった。

Geekbench 6の結果 Geekbench 6をテストした結果得られたスコア。Balanceモードではふるわなかった

 しかし、Maxモードに切り替えてみると、シングルコアスコア2075、マルチコアスコア5219となり、それぞれ3位という結果になった。

Geekbench 6の結果 Maxモードではさすがの結果となった

 なお、GPUではBalanceモードで3222の11位、Maxモードでは122275でぶっちぎりの1位であった。

GPUのテスト ゲーミングに特化し、GPU性能を高めたSnapdragon G3× Gen 2を搭載しているだけあり、高スコアを得られた

 3DMarkでは、「Wild Life」でテストを行ってみたが、Balanceモードであっても「Maxed Out」と限界を突破してしまったので、より負荷の高い「Wild Life Extreme」を試すことにした。

 Balanceモードでは3606となり、iPhone 15 Proより若干高いスコアであった。

「Wild Life Extreme」 「Wild Life Extreme」は2440×1440解像度でテストする「Wild Life」より負荷をかけた3840×2160ピクセルでのテスト。飛行体の発する熱に起因する陽炎も描写する

 Maxモードでは3951であった。これはSnapdragon 8 Gen 2を搭載している「ZTE Nubia Z50S Pro」より高く、Dimensity 9300搭載の「Oppo Find X7」より低いスコアであった。

Wild Life Extreme Wild Life ExtremeをMaxモードでテストした結果

 高負荷をかけることでパフォーマンスが落ちないかを試す「Wild Life Stress Test」をMaxモードで行ってみたところ、温度は36度から45度へ上昇したものの、フレームレートベースでいえば、最も良かった1回目と最も悪かった19回目では予想より幅が開かなかった。

「Wild Life Stress Test」 「Wild Life Stress Test」では「Wild Life」を20回繰り返して負荷をかけていく。Maxモードの状態で約20分テストしたところ、バッテリーは92%から74%へ、温度は45度にまで上がった
Wild Life Stress Test 発熱しても冷却が追いついているためか、パフォーマンスはそれほど落ちていないのではと感じた

 今回は、ボタンマッピングとターボキーを中心にレビューしたが、他にも振動に対応していないレトロゲームでもゲーム音声をAIが解析して音に合ったハプティクスフィードバックを行う機能や、ゲーム気分を盛り上げるRGBライトエフェクト、カーソルのあるアプリごとにホームに表示する壁紙を変える「Set App Wallpaper」などがあるが、機会があれば紹介したい。

前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月31日 更新
  1. なぜ「データ通信できないケーブル」が必要? エレコムの充電専用ケーブルについて語りたい (2026年08月31日)
  2. WindowsでもローカルLLMが快適に? 開発中ビルドで見つかった「AI向けメモリ割り当て機能」の正体 (2026年08月31日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」の“数字”を読み解く――驚異のAI性能と、日米価格設定のからくり (2026年08月28日)
  4. スマホと2台持ちしたい! 円形ディスプレイが魅力のデジタルオーディオプレーヤー「FIIO Snowsky DISC」を試す (2026年08月27日)
  5. 高価なGPUを燃やしたくない! 異常検知アダプター&電源チェッカーが飛ぶように売れる理由 (2026年08月29日)
  6. Z.aiが320Bのモデル「GLM-5.3-Flash」を発表/OpenAIの自社チップ「ハラペーニョ」の性能が明らかに (2026年08月30日)
  7. レトロゲーム機風なのにAAAタイトルが動く、Ryzen 7 H255搭載ミニPC「ACEMAGIC Retro X3」を試す (2026年08月27日)
  8. Keychron「Nape Pro」販売開始! Stream Deckボタン搭載マウスやバッテリー交換可能なマウスも! (2026年08月31日)
  9. 約63gの軽さと高輝度で快適! 4万円台で視度調整もあるスマートグラス「VITURE Pro 2」と8万円台のBeastを比較 (2026年08月28日)
  10. グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、「組むなら8月中」の声 (2026年08月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー