初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた8月10日もやってます(3/4 ページ)

» 2024年08月10日 11時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

NPUを内蔵した「dynabook R9/X」を使ったAIワークショップ

 会場の奥にはステージがあり、AIを軸に置いたワークショップやトークセッションが行われていた。このステージでは、AIにおける推論処理を高速化するNPU(ニューラルプロセッサ)を統合したCPUである「Intel Core Ultra 7プロセッサ」を搭載した「dynabook R9/X」が使われていた。

 初日となる9日には、生成AIを使った業務効率化などを提案するAI活用アドバイザーのKEITO氏による「AI画像生成講座」と、生成AIの技術を生かした動画制作を手掛けるYouTuberのNorihiko氏による「AIを活用したアイドルミュージックビデオ制作講座」、SNSマーケティングやAIコンサルティングを行うmikimiki(扇田美紀)氏による「SNS投稿デザイン講座」などが行われた。

AI画像生成ワークショップ

 KEITO氏によるAI画像生成ワークショップでは、画像生成AIの仕組みや、画像生成AIの1つである「Adobe Firefly」で“できること”の説明が行われた後、短いプロンプトの入力、効果(フィルターのようなもの)を選ぶと、どのような画像を作ることができるかを確認した後、「Luminar Neo(体験版)」で編集する手順を手を動かしつつ一通り学べた。

 Luminar NeoはAIにより明るさやシャープネスの変更、空や時間帯の生成などを行える画像編集ソフトだ。「Adobeシリーズでもそれはできるのでは?」と思うかもしれないが、Adobe PhotoshopやLightroomはそれなりに学ばないとどこにどのツールがあるのか把握しづらいが、Luminar Neoで直感的で分かりやすい位置にメニューを用意しているのが印象的だった。

 KEITO氏は画像生成の楽しさだけでなく、著作権を侵害する可能性についても伝えてくれた。Adobe Fireflyなら、「Adobe Stock」の画像やオープンライセンスの画像を使って学習している上、既存キャラクター“のような”画像を作れないので、安全に利用できるという点も強調していた。

「理想の画像を簡単作成! 初心者でもできる画像生成AI活用術!」 理想の画像を簡単作成! 初心者でもできる画像生成AI活用術!

ミュージックビデオ制作講座

 Norihiko氏は、以前からアイドルのMV(ミュージックビデオ)制作を行ってきたという。生成AIの登場で「仕事が奪われる」という感情よりも「これをどのように仕事に生かして業務効率化が図れるか」を模索するというポジティブな考え方により、今の立ち位置を得るようになったそうだ。

 ミュージックビデオ制作講座では、人物の静止画を「Runway」に読み込ませて、ズームイン/アウトさせたり、左右にパンさせたりする動きをつけることに挑戦した。「あまり大きく動かすと、絵柄がかなり変わってしまうので注意してください」という指導を受け、わずかに動きのある4秒の動画を作ることに成功した。

 作った動画に歌詞入りの音源を読み込ませて、先ほど作った動画に口の動きが加わったときには、思わず「おお」とつぶやいてしまった。

 作業用PCを用意してもらった上に、ツールの使い方まで無料で教えてもらえる(しかも、何らかの登録や入会なども不要)機会はめったにないので、Dynabookの太っ腹ぶりに感謝の念を表明したい。

「ダイナブックで作るAI動画大作成! アイドルミュージック動画制作チャレンジ!」 ダイナブックで作るAI動画大作成! アイドルミュージック動画制作チャレンジ!

体験コーナーでも同じ生成AIを試せる

 「ワークショップだけでは理解が追いつかなかった」、もしくは「もっと時間をかけてAIによる画像生成や動画生成を試したい」という人のために、冒頭で述べた「dynabook×AI」ブースが用意されている。

 コーナーにはスタッフが常駐しており、使い方を個別に教えてもらえるので、こちらも活用したい。

4つのコーナー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  9. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー