Dynabookは2月14日、最新のCore Ultraプロセッサを搭載する14型モバイルノートPC「dynabook R9/X」を発表した。4月下旬の発売を予定しており、実売価格は29万円台半ば(税込み)となる見込みだ。
本機は個人向けの14型モバイルノートPC「dynabook R9シリーズ」の最新モデルで、1920×1200ピクセル表示対応の14型液晶ディスプレイ、MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠する耐衝撃/耐環境性能といった主な特徴を引き継ぎつつ、最新CPUを搭載することでスペックの底上げを図っている。
CPUはCore Ultra 7 155H(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド+LP Eコア2基2スレッド)を搭載する。内蔵グラフィックス機能はIntel Arc graphicsとなる。CPUにはAI専用推論エンジン(NPU)の「Intel AI Boost」も備える。
メモリは32GB(LPDDR5X規格)、ストレージは512GB SSD(PCI Express 4.0接続)を内蔵している。ギガビット(1000BASE-T)対応有線LAN、Wi-Fi 6E対応無線LAN、Bluetooth 5.3、Thunderbolt 4(USB4)ポート、HDMI映像出力なども備える。
OSはWindows 11 Homeをプリインストールし、オフィスソフトとしてMicrosoft Office Home & Business 2021のライセンスが付属する。加えて、「Microsoft 365 Basic」の1年間利用権も付帯する。内蔵バッテリーの駆動時間(JEITA バッテリ動作時間測定法 Ver.3.0)は、動画再生時で約11時間、アイドル時で約27時間となる。
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