Amazonのネットワークカメラ「Ring」のポールマウントは、Ringの屋外用ネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」および「Ring Stick Up Cam Battery」を、ポールに取り付けるためのオプション製品だ。
建物の壁面に穴を開ける必要がなく、ポールや雨どいなど手近なパイプ状の設備にこれらのカメラを簡単に取り付けられるのが特徴で、さらにオプションのソーラーパネルの取り付けにも対応した一品だ。
基本的に、ネジ止めにしか対応しないRingの屋外用カメラを手軽に取り付けられるこの製品、実売価格も3180円と安価で、該当のカメラの導入を考えているユーザーにとっては見逃せない製品だが、Amazonの製品ページには取り付け方法や条件などの具体的な情報がほとんどなく、自身の環境で本当に利用できるのか、不安になることもしばしばだ。
今回、実機を購入して実際に取り付けを行ったので、どのような製品で、設置にあたってどんな点に注意すべきか、ポイントをまとめた。
本製品に「Stick Up Cam Battery」とソーラーパネルを取り付けた状態。ちなみに正式な製品名は「Pole Mount for Spotlight Cam and Stick Up Cam」のようだが、日本語サイトには掲載されていない本製品は、Ring製の屋外用カメラであるRing Spotlight Cam PlusおよびRing Stick Up Cam Batteryを、ポールに取り付けるためのマウントだ。カメラに加えてソーラーパネルの取り付けにも対応しており、付け根から上下2方向へとアームが伸びる構造になっている。上のアームにはソーラーパネルを、下のアームにはカメラを取り付ける仕組みだ。
利用にあたっては、まずはカメラを取り付ける。カメラを取り付けるアームは、実際にはアームと呼べるほどの長さはなく、長めのボールジョイントといった程度だ。パッケージには両カメラ用のアタッチメントが付属しており、どちらかを選んでカメラに取り付けた後に、本製品に差し込むことでロックされる。
取り付け完了後は上下/左右へのスイングが行えるので、よほど極端な向きでない限り、意図した方向に向けられず困ることはないだろう。下方向は空いた状態になっているので、カメラ下部を開けてバッテリーを出し入れする場合も、干渉する心配はまずない。
ライト内蔵の屋外用ネットワークカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」をじっくり試して分かったこと
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