イベント後半は、参加者それぞれの持つ写真を使って、オリジナルの画像を作成する時間に充てられた。
参加者に話を聞いたところ、ほとんどの人はAdobe Expressを使うのが初めてだった。しかし、それゆえか、あれこれ自由に試している姿が印象的だった。
Adobe Expressには、豊富なテンプレートや素材が用意されている。北沢氏は「全て見ていくのは大変なので、検索していきましょう」と効率よく作成する方法を伝授していた。加えて、テキストや背景色の変更方法、素材をアニメーション加工する方法などを丁寧に説明しつつ、もっと知りたいという参加者のところへ行って、個別にレクチャーするなどして、参加者の創作意欲を刺激していた。
最終的に完成したものをお互いに講評し合う場面では、プロジェクターで映し出された画像に「そういうこともできるのか!」と、それぞれ気付きを得られたようであった。
「祭り」のテンプレートを使って、複数のラーメン画像をはめ込んだ上でアニメーション加工していた参加者は「初めてAdobe Expressを触ったが、直感的に操作できると思った。とはいえ、これで何ができるのかが分からなかったので、何ができるのか、どこにどのツールがあるのかを教えてもらえたのが非常に良かった。また同様の勉強の機会があれば、ぜひ参加したい」と語っていた。
別の参加者も、やはりAdobe Expressを使うのは初めてとのことだったが、センスの良い画像を作っていた。「今はこの程度だけど、もっと試せばいいものが作れるはず。後でいろいろと試してみたい」と意欲を見せていた。
文字だけでは伝わりにくい、拡散しにくい情報でも画像――“映える”画像があれば人目を引く。「まちの広作室」は、そのような画像の作り方を共有することで、「まちの」飲食店の広報活動を支えているのだな、と感じるイベントであった。
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