さらに、3DMarkのスコアをいくつか紹介しておこう。3DMarkはTime Spyが7144ポイント、Steel Nomad Lightが6646ポイント、Steel Nomadが1412ポイントだった。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークではフルHD/高品質で「快適」評価が得られていたことからも、本製品にはある程度のゲーミング性能がある。
最後にバッテリー駆動時間をPCMark 10のバッテリーベンチマークであるModern Officeテストで検証した。電源モードは「トップクラスの電力効率」で、ディスプレイ輝度は50%ほどに設定している。バッテリー残量が残り2%までの結果は6時間43分で、長時間というほどではないが出先で仕事をこなす程度なら十分な数値と言える。
もっとも、完全バッテリー駆動ではCPU内蔵GPUを利用することになるだろう。モバイル環境でも外部GPUを利用したいという場合は、本機のACアダプターないしはUSB PD充電器を携行しておこう。
DAIV R4-I7G50WT-Bは、外部GPUの機能をモバイル環境でも使えるクリエイター向けモバイルPCだ。軽量な14型クラスなので性能面での制限はある。何よりも性能を優先するならば、少し重くても16型のクリエイター向けノートPCを選ぶべきだ。
ただ、大方の作業は完了しており、後はクライアントに最終確認をしてもらう、修正があるとしても現地でサッと直すだけといった状況になれば16型を持ち出すまでもない。性能よりもサイズ感、軽さの方に比重が移ってくる。部内に1台、本製品のようなフットワークの軽いノートPCがあることで生産性が向上することもあるだろう。
あるいは、クリエイティブ系を目指す学生が選ぶ1台としても候補になる。16型クラスのノートPCを毎日の通学で持ち運ぶのはやはり重いしかさばる。14型クラスの本製品ならば、そこが解消される。自宅で使う場合だと14型ディスプレイはやや小ぶりだが、外部ディスプレイに映像出力すればそこも解決できる。
USB PD充電やUSB Type-C端子による映像出力をUSBハブ経由で行えれば、忙しい一人暮らしでもUSB Type-Cケーブルを1本抜き差しするだけで自宅環境からモバイルへと素早く切り替えられる。この取り回しの良さが、本機の魅力となっている。
(製品協力:マウスコンピューター株式会社)
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