突起部を除くボディーサイズは、約320.5(幅)×214.1(奥行き)×18.3(厚さ)mmで、重量は約1.41kgとなる。1kg以下の軽量モバイルPCと比べればやや重いが、モバイルPCの範囲には収まっている。
実際に本機を持つと、14型のスリムボディーに約1.41kgなので数値よりもずっしり感がある一方、カバンに入れてしまえば通常のモバイルPCと変わらない。
カラーリングは清涼感のあるホワイトで。天板部を含めフラットな面で構成されたシンプルなデザインがクリエイター向けモデルらしい。ただし、キーボード面だけはブラックだ。せっかくならここもホワイトで……と思うユーザーもいると思うが、ホワイト刻印とのコントラストでキーの視認性は良い。
キーボードは、10キーレスの日本語配列を採用する。6段配列で主要なキーピッチは約1.9mm、キーストロークは約1.2mmある。最上段のファンクションキーは一般的なノートPC同様にハーフサイズで、上部を中心に一部幅を詰めたキーがあるものの、極端に狭くはないのでタイピングは違和感なく行えた。タッチパッドの面積も十分だ。
14型の液晶ディスプレイは、sRGB比で100%の広色域パネルを採用している。正確な色表現はクリエイターにとって必須の機能と言える。画面解像度は1920×1080ピクセルと標準的なスペックだ。パネル表面はノングレア処理が施されている。
上部ベゼル中央にはWindows Hello対応のWebカメラ(約200万画素)とデュアルアレイマイクを内蔵している。カメラとWindows Helloともにインジケーターを備えているところも便利だ。
インタフェースを見ていこう。左側面にはセキュリティロックスロットに、USB Type-CとUSB Standard-A端子が1基ずつ、USBカードリーダー、ヘッドフォン/マイク端子が用意される。右側面にはThunderbolt 4とUSB Standard-A端子が1基ずつあり、HDMI出力と丸形の電源端子を備えている。
映像出力はHDMIおよびUSB Type-CとThunderbolt 4がDisplayPort Alternate Modeに対応している。本体ディスプレイと合わせて最大4画面の同時出力が可能だ。
電源端子を備えている通り、本機の充電は専用端子のACアダプター(出力は150W)を利用する。一方で2基のUSB Type-C端子自体はUSB PDに対応しているので、市販のUSB PD充電器(出力100W以上)を使った充電も可能だ。
BTOメニューにも出力100WのACアダプターが用意されているが、「パフォーマンスと充電機能が制限される場合があります」という注釈があり、用途によっては充電時間が長くなったり、フルの性能が発揮されなかったりするので覚えておこう。
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