今週、ギガバイトから廉価なmicroATXマザーボードが複数登場している。Intel B760チップセットを搭載した「B760M D3HP DDR4」と、AMD A520チップセット搭載の「A520M K V2」で、価格は順に1万5000円弱と6500円弱となる。
どちらもコストパフォーマンスに優れ、「トータルコストを抑えてマシンを組むのにちょうどいい構成」(TSUKUMO eX.)と評価されている。
その中でも、パソコンSHOPアークではとりわけ「A520M K V2」に注目しているという。「今、ウチで特価になっている『Ryzen 7 5700』と組み合わせると、10万円のゲーミングマシンも行けるんじゃないかと思います」(同店)という理由からだ。
同店では9月1日まで、Ryzen 7 5700を1万6800円の特価としており、A520M K V2と組み合わせても2万3000円強となる。「そこに安価なDDR4メモリの16GBキットとSSDを選び、ミドルクラスのグラフィックスカードと電源ユニット、PCケースを加えても10万円を下回ります。RadeonならFluid Motion Frames(FMF)も使えるので、結構いろいろなゲームが遊べる環境が作れるんですよね」(同店)
ゲーミングマシンの予算は15万円でも厳しいと言われて久しい(参考記事/2023年2月13日:「5年ひと昔」――予算15万円でも厳しくなった今どきの自作ゲーミングPC事情)。予算10万円となると、4年以上前にさかのぼった過去の話となる(参考記事/2020年6月27日:アキバで続く「10万円コース」特需)。それでも、たまに登場する割安なパーツや大幅な特価を組み合わせれば、この予算規模でもまだまだ現実味を帯びるというわけだ。
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