本機に採用されているHelio G99は、ミドルレンジモデルスマホで採用されることが多いSoCでありながら、原神も比較的スムーズにプレイできていた。これは、画面サイズが小さく細部まで確認できないことや、解像度を落としてプレイしていることなど、いってみればネガティブな要素であるはずの環境がポジティブに作用している結果だといえよう。
Xbox Game Passなど本体スペックにあまり影響されないクラウドゲームは、電波状況さえ良ければスムーズにプレイできる。
各ボタンの押し心地は良好で、「小さいから操作しづらい」と感じることはなかった。また、筆者の場合は老眼が始まっていることから「画面が小さすぎてよく見えないのではないか」と不安だったのだが、それは杞憂(きゆう)であった。むしろ、「この小さい画面で、こんなにきれいなのか」と感動した。
なお、ジョイスティックのゴムキャップは外れやすいと感じた。ポケットやカバンの中に無造作に入れておくと、ゴムキャップが行方不明になるかもしれないので、携帯用の小さめのポーチ、または替えのゴムキャップをいくつか用意しておいた方が、何かと安心だと思う。
詳細は未定だが、9月7、8日にハイビームの実店舗(東京・秋葉原/大阪・日本橋)でAYANEO POCKET MICROの実機を展示するかもしれないという。気になる人は(展示状況を確認した上で)ぜひ実物を触りに行ってみてほしい。
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