現住地に引っ越して約5年経過した筆者。自宅アパートに引いているNTTドコモの光インターネット回線「ドコモ光」を1Gbpsから10Gbps(共に理論値)に増強することにしました。
電話サービスを継続できること、増速してもそれほど料金差がないことと、大がかりな工事が不要なことが決め手だったわけですが、切り替えが完了するまでにも紆余(うよ)曲折がありました。今回は、切り替え手続きのプロセスを詳説していきます。
筆者は「ドコモ光 1ギガ」の戸建て住宅用プランを契約していました。「アパートなのになぜ戸建て用なのか?」といわれると、引っ越しの際の物件情報に誤りがあったからなのですが、光インターネットが引けるだけマシだと考えています(管理者の理解があったという意味で)。
ドコモ光の場合、1ギガ(1Gbpsプラン)から10ギガ(10Gbpsプラン)の切り替えは以下のいずれかの窓口で行えます。
利用するインターネットプロバイダー(ISP)に変更がない場合、あるいは単独タイプ(ISP契約を含まないプラン)を使っている場合は、申し込み/相談フォームからの問い合わせが手っ取り早いです。フォームは必要な選択肢を選んで記入していく方式です。「ドコモ光の契約者情報を直接参照してくれてもいいのにな……」と思いつつ入力を進めました。
Web申し込みになれている人は「これで一件落着」と思うかもしれませんが、そうではありません。実はこの後「ドコモ光サービスセンター」から電話がかかってきます。
というのも、ドコモ光(と、ベースになっているNTT東日本/NTT西日本「フレッツ光」)では、申し込み内容を受けて設置場所で工事が可能か否か、可能な場合は現地派遣工事が必要かどうかを都度確認します。それを受けて、調査結果を申込(契約)者に“直接”伝えるというオペレーションを取っているのです。
きっかけは何? ふと思い立って自宅の光インターネットを1Gbps→10Gbpsに切り替えた話【前編】
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