8K/30fps撮影に対応したライカ印の正統派アクションカム「Insta360 Ace Pro 2」を前モデルと撮り比べてみた:武者良太の我武者羅ガジェット道(1/4 ページ)

» 2024年10月22日 22時00分 公開
[武者良太,ITmedia]

 Insta360が2023年11月にリリースしたフリップ式ディスプレイ搭載のアクションカム「Insta360 Ace Pro」の後継機種として「Insta360 Ace Pro 2」が発表されました。

 自撮りする時に大きな画面で画角を確認できるという特徴を持っていた初代モデルですが、わずか11カ月で登場した新モデルはどのような進化を遂げたのでしょうか。両者を撮り比べてみました。

→・「Insta360 Ace Pro」は1/1.3インチセンサーにライカの技術を組み合わせたお手軽アクションカム Vlogを意識したフリップ式ディスプレイも魅力

photo デザインは従来機と同系統だが、Insta360 Ace Pro 2は前面マイク部にウィンドガードがつく

より高画質な動画/写真が撮れるようになった2ndモデル

 Insta360は360度全天球カメラを始めとして、指先サイズのライフログ向きアクションカム、プロセッサとカメラ/レンズ、バッテリーが分割できるアクションカム、電動ジンバルを用いたWebカメラなど、さまざまな機能や性能を持つカメラを猛烈な勢いで世に送り出してきました。最新のInsta360 Ace Pro 2は「自撮りしやすいアクションカム」という従来機の個性を生かしながら、大幅なアップデートが施されています。

 センサーサイズは1/1.3インチで初代から変わりませんが、メーカーいわくアップグレードはしているとのこと。例えばダイナミックレンジは13.5ストップを実現しています。参考までにソニーの「α7SII」(2015年)は14ストップ、パナソニックの「DC-S5」(2020年)は14+ストップです。

 一昔前とはいえ、低画素で高感度性能を追求したり、動画撮影機能を充実させたりフルサイズミラーレスのダイナミックレンジに迫る性能を持っているとすれば、暗所での撮影クオリティーに期待したくなりますよね。

 レンズはライカ印の「SUPER-SUMMARIT-A 1:26/13 ASPH」が採用されており、フルサイズ換算で13mmです。後ほど紹介しますが、画角は一段と広くなりました。

photo ライカの銘がつくレンズ。赤く縁取られたパーツはレンズ保護ガラスで、取り外しが可能だ

 センサー解像度は8Kです。詳細は不明ですが、4:3のアスペクト比で写真を撮影した場合、5000万画素のデータとして記録されます。従来機は同じ設定で4800万画素だったので、有効画素数は確実に増えているようです。

 そして新たにノイズ低減/画像処理用のProイメージングチップと、スムーズな動作をもたらす5nmプロセスのAIチップを搭載しています。デュアルAIチップ構成とすることで、従来比200%の処理能力を得たとしています。

 センサーの読み出し速度も高まったのでしょう。動画の最高画質設定は従来機の8K/24fpsから8K/30fpsにアップしました。低照度シーン用のPureVideoモードや、アクティブHDRモードも、従来より高フレームレートで撮影できます。

 カラープロファイルにライカカラープロファイルも入っていますね。ただしInsta360 Ace Proも8月のアップデートでライカカラープロファイルが使えるようになったので、ここはアドバンテージとはならないかもしれません。

 過去モデルにもちゃんと新機能を提供していくところは、ハードウェアメーカーの姿勢として素晴らしいもの。信頼に値しますね。

photo フロントディスプレイは撮影モードなどカメラの状態を表すものとなる
photo 撮影中の画角を確認したいときは、背面のフリップディスプレイを持ち上げて前に向ける
photo バッテリーとディスプレイパネルという2つの熱源を離せることになるので、長時間撮影時はフリップディスプレイを上げておきたい
photo ディスプレイサイズは2.5型。従来の2.4型よりわずかだが大きくなった
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  10. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー