これはちょうどいいSSDだ! 容量2TBの「FireCuda 530R」を試して分かったこと(4/4 ページ)

» 2024年10月28日 13時30分 公開
[石川ひさよしITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ヒートシンク付きモデルの効果は? 温度変化をチェック

 最後に稼働中の温度を計測した。ファン(ケース前面ファンを想定)有りとなしにおけるCrystalDiskMark実行中の温度変化を見た。1つはCrystalDiskMarkのデフォルトであるテストサイズ1GiB、5回計測と、もう1つはテストサイズ64GiB、9回計測でこちらはより長時間稼働させたらどうなるかの検証だ。室温は28度、室内は無風で計測している。

日本シーゲイト SSD FireCuda 530R 540 530 M.2 2280 内蔵 PCIe 4.0 x4 PCI Express CrystalDiskMarkのグラフ(デフォルト)
日本シーゲイト SSD FireCuda 530R 540 530 M.2 2280 内蔵 PCIe 4.0 x4 PCI Express CrystalDiskMarkのグラフ(長時間:64GiB×9)

 ファン無しでも極端に発熱量が多いということはなく、徐々に上昇していく傾向がある。もちろん書き込み読み込みを連続して長時間行うとより高い温度になる。その際、最大63度に達したが、いちおう本製品で望ましいとされる68度には達しなかった。

 どちらもスコアの低下は見られなかった。この点で、FireCuda 530Rのヒートシンクは十分な冷却性能があると言える。

 ただし、CrystalDiskMarkを間髪入れずに3回計測した際はさすがにスコアの低下が見られた。ファンレス運用でも大丈夫というわけではなく、ケースファンを用いて適切に冷却したい。適切に冷却していれば、性能も十分で、半導体特性の劣化も抑えられる。そしてヒートシンクなしモデルの場合は、マザーボードのM.2ヒートシンクや市販のM.2ヒートシンクを利用したい。

システム用としてもデータ用ドライブとしても「ちょうどいい」SSD

 このようにベンチマークテストの結果通り、FireCuda 530Rはゲーミング用途やクリエイター向けのM.2 SSDだ。シーケンシャルアクセスではPCI Express 4.0 x4の帯域をしっかりと使っている印象で、ランダム4.0(Q1T1)も速い。発熱量もPCI Express 4.0 x4のハイエンドモデルなりと言えるだろう。PCI Express 5.0 x4対応のウルトラハイエンドモデルよりは扱いやすい。

 価格は2TBモデルが4万1000円〜3万3000円前後、1TBモデルは2万5000円〜1万8000円前後と初値価格だが、じきにこなれてくるはずだ。容量1〜2TBモデルはシステム用として、大容量の4TBモデルはシステム&データ共用やデータ用ドライブとして適しているだろう。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月10日 更新
  1. ワコム、Android液タブ「Wacom MovinkPad」シリーズを最大約4.8万円値上げ 9月25日から (2026年09月09日)
  2. 薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価 (2026年09月09日)
  3. 天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化 (2026年09月09日)
  4. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  5. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  6. 4Kゲームプレイを低遅延で配信・録画できる「UGREEN 4K HDMI キャプチャーボード」がセールで30%オフの4199円に (2026年09月09日)
  7. Apple参入のうわさで沸く2026年 パイオニア・サムスンが魅せる「折りたたみスマホ」の現在地 (2026年09月09日)
  8. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  9. パナソニック、Fire TV搭載テレビにフルHD対応のエントリー32型/40型モデルを追加 (2026年09月09日)
  10. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー