公称のバッテリー駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0の基準で、動画再生時が約6時間、アイドル時は約19時間となっている。評価機で確認したバッテリー容量は約54Whだった。
付属のACアダプターはUSB Type-C/USB Power Delivery(PD)対応で、最大出力が65Wとなる。実測サイズは、約50(幅)×50(奥行き)×28(厚さ)mm、ケーブル込みの実測重量が132gと、非常に小型で軽量だ。ACアダプターを一緒に携帯する場合も苦にならない。
液晶ディスプレイは14型で、画面解像度は1920×1200ピクセルに対応する。パネル表面は照明などが映り込みしにくいノングレア仕様だ。
キーボードの品質も良い。キーピッチが約19.1mmと、ゆったりとした配置で打ちやすい。キーストロークは約1.2mmとやや浅めながらキースイッチの感触は良好で、長文入力もしやすい。
通信機能はWi-Fi 7対応の無線LANと、Bluetooth 5を標準装備している。
USB端子は合計4基搭載しており、Thunderbolt 4対応のUSB Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB Standard-A×2という内容だ。USB Type-C端子は2基ともUSB PDと画面出力に対応しており、USB Type-Cを中心とした先進環境にスマートに対応できる。
またHDMI出力、ヘッドセット(CTIA準拠/ヘッドフォン兼用)端子、microSDメモリーカードスロット(UHS-I対応)も備えることで、従来型のオフィス環境もフォローする内容だ。
左側面。奥側からUSB Type-C(Thunderbolt 4)、HDMI出力、USB Standard-A(USB 3.1 Gen.2)、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2対応)の各端子が並ぶ
右側面は奥側から、microSDメモリーカードスロット(UHS-I)、USB Standard-A(USB 3.2 Gen.1)、ヘッドセット(ヘッドフォン兼用)端子がある。一番奥は盗難防止ワイヤー接続用のセキュリティロック・スロットだ本機は、液晶ディスプレイの上部に約500万画素の高画質Webカメラと顔認証対応IRカメラ、デュアルアレイマイクを内蔵する。また、底面にあるステレオスピーカーもしっかりとした音圧がある。
NPUを備えているため、自動フレーミングやアイコンタクトなど、OS標準(Windows Studio Effects)のカメラ効果を利用可能だ。本製品はCopilot+ PCの要件を満たすため、Arm版Copilot+ PCがサポートするクリエイティブフィルターや、アイコンタクト/テレプロンプターなどの新機能も11月以降のアップデートで利用可能になると思われる。
また、PCから離れたら自動で画面をオフにしてスリープ状態へと移行し、近づくと復帰する「プレゼンスセンシング」や、スリープ状態からの意図しない起動を防ぐ「Restricted Standby」といった機能もサポートしている。
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