プロナビ

Lunar Lake搭載で約946g! 超軽量ビジネスPCとして格が上がった新型「MousePro G4」を試す(3/3 ページ)

» 2024年11月06日 15時00分 公開
[マルオマサトITmedia]
前のページへ 1|2|3       

旧世代機からの進化は歴然! バッテリー駆動時間は2倍に

 それでは、ベンチマークテストの結果を見よう。特に記載のない限り、Mouse Control Centerで選択できる動作モードは「バランス」、Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」で統一している。参考として、2023年にレビューした「MousePro G4-I5U01BK-B」(Core i5-8250U搭載)などのスコアも掲載している。

マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC テストに利用した環境

 結果を見ると、CPUのシングルスレッド性能やGPU性能は高い一方、CPUのマルチスレッド性能にはやはり同時処理スレッド数が少なくなった影響が見られる。本製品は1kg以下のフォームファクターなので必ずしも性能をフルに引き出すことにこだわっていないこともあるが、性能面だけを見ると地味な印象は否めない。

 もっとも、MousePro G4の旧世代機との比較では性能面でも圧倒しており、ビジネス向けの薄型軽量モバイル機としては非常に優秀なパフォーマンスであることには疑いはない。

 加えて、バッテリー駆動時間も優秀だ。PCMark 10/Modern Office Battery Lifeでは、2世代前のCore i5-1235U搭載モデルの2倍以上駆動した。本製品は54Whで旧世代機は37Whとバッテリー容量が異なることもあるが、ボディーを軽量化してさらにバッテリー容量を増やせているのは、メモリも統合したLunar Lakeならではのシステムの実装面積の小ささや放熱の容易さなどが影響していると思われる。

 動作音については、従来機とアイドル時はほぼ無音で、高負荷時はそれなりに大きな音がするものの、静音モードならば高負荷時でもアイドル時とほぼ変わらない動作音で利用できる。発熱も全体に低く、特に手がよく触れるパームレストは高負荷時でも30度以下に保たれており、気温が高い季節でもストレスなく運用できそうだ。

マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC CINEBENCH R23(最低実行時間10分)のスコア比較
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のスコア比較
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC Geekbench 6のスコア比較
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC PCMark 10 Applicationsのスコア比較。Excel以外は比較対象を上回っており、ビジネス性能は高いといえる
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC PCMark 10のスコア比較
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC PCMark 10/Modern Office Battery Lifeのテスト結果。画面輝度は50%、Windows 11の電源設定は「最適な電力効率」で行った。バッテリー残量3%になるまで15時間以上駆動した
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC UL Procyon Benchmark Suites/AI Computer Vision Benchmark(OpenVINO/NPU)のスコア
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC 3DMarkのスコア比較
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC 3DMark/Steel Nomad Light Stress Test開始10分後にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温22度)。全体に温度は低く抑えられている
マウスコンピューター MousePro G4-I7U01BK-E ビジネス向け ノートPC モバイルPC 動作音の計測結果。室温24度/暗騒音32.6dB/本体手前から5cmの距離に騒音計を設置して計測した

新CPU搭載でビジネスPCとしてのステージが上がった新MousePro G4

 マウスコンピューターの直販サイトでの販売価格は、23万9800円となっている。約946gの軽量かつ頑丈なボディーと長時間のバッテリー駆動を両立させつつ、AIを活用した高度なカメラ効果やプレゼンスセンシング、ビデオ会議向けのサウンド機能などを備えた内容は価格に見合う。

 ベンチマークテストで確認できたように、2世代前のモデルからの進化は、性能的にもバッテリー駆動時間としても歴然で、さらにCopilot+ PCの要件を見たすPCならではのAIの魅力も加わっている。新CPUの搭載により、薄型軽量ビジネスモバイルとしてのステージがグッと上がったといってよいだろう。営業職のビジネスパーソンや学生の方など、どこにでも気軽に持ち運べるPCが欲しい人にとっては要注目の存在だ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  8. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年