まずは簡単なキーマップの入れ替えを行おう。通常設定を残しておきたいので、最初にMap2を選択しておく。その後、下に表示されているキーの一覧からキーを選び、RT1テンキーのキーレイアウトで変更したいキーの位置にドラッグ&ドロップすると、キーの動作を変更できる。
この調子でどんどん入れ替えていき、設定が全て終わったら、「本体に適用」アイコンをクリックして設定を保存しよう。
これで、自分が望む“最高の配置”になった。Enterキーを押す回数より、Tabキーを押すことの方が多いので、今回は「Enter」と刻印のあるキーにTabを、「Tab」にEnterを割り当てた。使っているうちに違和感を覚えるようであれば、また変更すれば良い。
とはいうものの、たったこれだけで随分入力しやすくなった。指を慣れさせるより、カスタマイズして自分にとって自然な入力スタイルをできる方がベターだなと実感した。
RT1テンキーには、キーマップを4つまで保存しておける。ならば、あると便利なショートカットキーやマクロ機能も割り当てようではないか。
次にMap3を選んでから、まずは「1」「2」「3」にコピー/カット/貼り付けのショートカットを割り当てた。
「機能キー」の中から「Shortcut1」をダブルクリックし、ショートカットを設定する。「OK」をクリックすれば、Shortcut1に設定が保存されるので、あとはキーレイアウトにドラッグ&ドロップするだけだ「4」には「Alt」+「PrintScreen」だ。というのも、筆者の使っているキーボードにはPrintScreenキーがないものが多い。ほとんどの場合、アクティブウィンドウのみをキャプチャしたいので、このショートカットを割り当てた次第だ。
また、「5」には「Win」+「Shift」+「s」で、Snipping Toolでのキャプチャ機能を割り当てておいた。「6」は「Win」+「Alt」+「R」で、ゲームバーでの録画機能を割り当てた。つまり、テンキーの中段は全て画面キャプチャ系だ。
マクロの割り当てでは、ExcelやWordにある「マクロの記録」のような「キャプチャ」機能があるので作成しやすいだろう。マクロを設定したい「M1」〜「M8」をダブルクリックし、マクロ名を分かりやすいものに変えたら、「キャプチャ開始」ボタンをクリックして通常のキーボードから入力していくだけだ。
とはいえ、48イベント分しか記録できないので、当初、筆者が予定していた“ネストした関数の入力”や“住所の入力”などは難しいようである。
設定が終わったところで、閉じるボタンでRT1テンキーのキーマップ入れ替えを終了し、REALFORCE CONNECTソフトウェアも閉じておこう。
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