子供向けに作られたしゅくだいやる気ペンでは、筆記具に取り付けるのに時間がかかる、対応筆記具が7〜8mmの鉛筆のみ、約19gと重いという特徴があった。また、充電するには本体の端子に直接Micro USBケーブルを挿す必要もある。
大人のやる気ペンはオープン型なので対応する筆記具の幅が広がった。鉛筆以外にも、シャープペンシル、ボールペン、デジタルスタイラスペンなどで利用でき、直径13mmにまで対応している。ケース型充電器も付属する。
子供向けしゅくだいやる気ペンの誕生から、5年で出荷台数は5万にのぼったというが、発売後のSNSの反応で「大人にもやる気ペンが欲しい」という声をちらほら見かけていたと中井氏は言う。最初のうちは冗談だろうと考えていたが、実際に資格勉強のために使っているというレビューを2年前に発見した。
しゅくだいやる気ペンを使う大人へアンケートを取ったところ、資格試験や自己学習用途が70%であり、モチベーションの維持に難しさを覚えているというユーザーの存在を知った。
学ぶ理由はさまざまだが、「学習することで自分を鼓舞したい」「成長していないと不安を感じる」「ライバルに勝ちたい」など切実さが垣間見られたという。
アンケートでは、直近1年で資格取得に取り組んだという人は全体の約4分の1、資格取得を諦めた人は全体の約7割、書いて勉強するという人は全体の8割であった。しかし、勉強する上で課題に感じていることの最大のものはモチベーションの維持であり、3割以上がそのような回答をしている。
「成長するようにと勧める言葉は多いが、そこへ至るまでの方法をアドバイスしてくれる言葉は少ない。“もうちょっとだけやろう”というマイクロモチベーションを得て、学習を習慣化するための助けにしてほしい」(中井氏)
忘れ物防止タグ「Pebblebee」に小型タグ型モデルを追加
トラックパッドなどに貼り付けて使える「ふれふせん」
コクヨ、スリムなポール型筐体を採用したオフィス向け電源タップ
コクヨ、ワーキングチェア「ingLIFE」にACTUS店舗限定モデル
コクヨ、業界最長の60時間照射が可能なグリーンレーザーポインタCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.