Microsoftは2月11日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 24H2向けは「KB5051987」、Windows 11 23H2/22H2向けは「KB5051989」、Windows 10(22H2/21H2)向けは「KB5051974」、Windows 10(1809)向けは「KB5052000」となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで63件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の4件だ。
また、以下の2件は深刻度は「Important(重要)」ながら、既に悪用の事実を確認済みとなっている。
既に攻撃手法が知られている脆弱(ぜいじゃく)性も含まれており、できるだけ早めのアップデートを心掛けたい。
Intelは2月11日(現地時間)、2月度のセキュリティアドバイザリを公開した
2月は34件のアドバイザリが公開されており、CVE番号ベースでは67件の脆弱(ぜいじゃく)性が報告されている。中でも「Intel Server Board BMC Firmware Advisory(INTEL-SA-00990)」が、同社の基準で最も重いCRITICALとされており、そこに含まれる「CVE-2023-25191:AMI MegaRAC SPX devices allow Password Disclosure through Redfish.」がCVSS Base Score 4.0で、9.3の「Critical」となっている。
アドバイザリには第7世代〜第14世代のIntel Coreプロセッサに関するものも含まれている。既に対策済みのファームウェアがOEMメーカーなどから提供されているので、情報を確認して早めのアップデートを心掛けたい。
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