うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、2月23日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Amazonは2月26日(米国時間)、生成AIを搭載した次世代アシスタント「Alexa+」を発表した。
今後、数週間以内に米国で早期アクセスの展開を開始する。Alexa+の利用には月額19.99ドルが必要だが、Amazon Prime会員は無料で利用できる。早期アクセス期間中は、Echo Show 8/10/15/21のデバイス所有者を優先するという。
Alexa+は既存のAlexaと同様にスマートホームの管理を行える他、他の生成AIサービスのようにさまざまなタスクの実行に対応する。また、高度なパーソナライズ機能も提供され、Amazonで何を購入したか、何を聞いたか、どの動画を視聴したかといった情報を回答に活用する。この他、重要な日付や家族の食事の好みなどを覚えておくように依頼でき、レストランの予約を行う際に、その情報を基にして提案するといったことも可能だ。
Microsoftは2月25日(米国時間)、全てのCopilotユーザーに「Voice」と「Think Deeper」を無料かつ無制限で提供すると発表した。
Copilot Voiceは、ChatGPTの「Advanced Voice Mode」(高度な音声モード)に似た音声機能で、40以上の言語で自然言語によるCopilotとのコミュニケーションを行える。
Think Deeperは、より複雑な質問にも推論して回答できる機能で、どちらも2024年10月に発表され、有料プラン向けに提供されていたものだ。
Microsoftは、VoiceとThink Deeperを皮切りに、できるだけ多くの人々に高度な機能への無制限アクセスを提供できるよう、全力で取り組んでいるという。ただし、需要が集中する期間や、セキュリティ上の懸念、不正使用、その他のCopilotの利用規約違反が検出された場合は、遅延や中断が発生する場合があるという。
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