ワコムの板タブ「Intuos Pro」が16年守ったスタイルを捨てて大進化! その実力をプロがチェックしたよある日のペン・ボード・ガジェット(1/5 ページ)

» 2025年03月05日 11時00分 公開
[refeiaITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 知っていますか!? 「Intuos Pro」ってモデルチェンジすることあるんですよ。

 こんにちは! refeiaです。今日は8年ぶりに新作が発表されたIntuos Proをチェックしていきましょう。板タブは、それ自体長持ちしますし、ワコムの製品は特に多少古いモデルでも描き味や性能がしっかりしていて不満が残りづらいともあって、「いずれ新製品が出る」こと自体を忘れがちです。

 そのような中で現れた新Intuos Pro。見た目からだいぶ変わっているように見えますが、実力はどうでしょうか。早速チェックしていきましょう。

Intuos Pro Medium ワコム 板タブ ペンタブレット 新製品プロペン3 Small Medium Large ワコムの新モデル「Intuos Pro Medium」。サイズはSmall/Medium/Largeの3種類から選べます

新モデルの大きな変更点は3つ

 本機の主なポイントは3つです

  • 薄く、小さく、軽くなった
  • Wacom Pro Pen 3(プロペン3)に対応
  • 新しいスタイルのキーとダイヤル

 長らく、Intuos Proは検知範囲の外に「余白」を大きく取り、キーとダイヤルは横に配置していました。Intuosスタンダードではボタンやビジュアルを気軽にいろいろと試せているようでしたが、Intuos Proはプロ向けの重責があるのか、性能向上以外は保守的な更新がつづいていました。ボタンとダイヤルの配置がこれほど変わったのは2009年以来、実に16年ぶりです。

Intuos Pro Medium ワコム 板タブ ペンタブレット 新製品プロペン3 Small Medium Large ダイヤルとボタンが上部に配置されました

 同社直販のワコムストア価格はSmall/Medium/Largeそれぞれで、4万1580円/6万2480円/8万2280円です。利用していた人は少なそうですが、タッチ機能は新モデルから非対応になっています。それでは、これらの変更点から細かい点まで、じっくり見ていきましょう。

薄く、軽く、持ち運びやすいボディー

 まずはコンパクトなボディーですが、目を引くのは薄さです。4〜7mmのクサビ型になっていて、先に発売された有機EL液タブの「Movink 13」とも印象が近いです。

Intuos Pro Medium ワコム 板タブ ペンタブレット 新製品プロペン3 Small Medium Large 旧モデルは約8mmまたは8.45mmで、一番厚い部分でも旧モデルより薄いです

 サイズ感も見ておきましょう。Mediumは13.3型のノートPCにすっぽり収まるサイズ。Largeもコンパクトですが、15.6型ノートと重ねると少しはみ出るサイズです。旧Mediumは特に、モバイル寄りのノートPCと重ねると横がはみ出てしまい惜しかったですが、新Mediumではより気軽にモバイルできるモデルになったと思います。

Intuos Pro Medium ワコム 板タブ ペンタブレット 新製品プロペン3 Small Medium Large 新モデルを Small/Medium/Largeの順に並べてみました。左上は「One by Wacom Medium」、中央上は13.3型の薄型ノートPCです

 旧モデルと比較すると、全体的にコンパクトになりながら、検知エリアが大きくなっていることが分かります。また、旧モデルはサイズによってアスペクト比が異なるという不思議な仕様でしたが、新モデルでは16:9に統一されました。

Intuos Pro Medium ワコム 板タブ ペンタブレット 新製品プロペン3 Small Medium Large 旧モデルの画像はワコム公式通販より。配置と検知エリアの強調は筆者が行いました

 かなりの軽量化も果たしています。直感的には体積が小さくれば軽くなるのは当たり前とはいえ、薄く作ろうとすると強度確保のために意外と重くなってしまうのが物作りの実際です。そのような中でも軽量化と剛性感を両立できていて、本体を手に取っただけでも進化を実感できると思います。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  4. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」第5弾のラインアップを決める“ユーザー選挙”投票受付を開始 (2026年06月10日)
  10. サンワ、ノートPCやタブレット背面を冷やせるペルチェ冷却クーラー (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー