防雨処理が施された本製品は、屋外用コンセントにつなぐことによって屋外で利用できる。自宅や事務所などにおける具体的な用途を考えてみよう。
真っ先に思い付くのは、装飾用のLEDイルミネーションライトだ。クリスマスなどに自宅の装飾として、LEDライトが多数ついたイルミネーションを巻きつけて点灯させる光景はあちこちで見られる。本製品があれば、それらのコントロールを宅内にいながら行える。タイマー機能を利用した自動オン/オフも可能だ。
同様に、自宅の玄関や庭先などに設置するライトの取り付け先としても使える。一般的にこういった後付けのライトはソーラータイプが多いが、本製品を使えば屋外コンセントから電源を取る形でライトを設置できる。日の出日の入りに合わせて自動的に消灯/点灯させるというのは現実的なプランだろう。
そして、屋外用カメラはどうだろうか。これらは常時通電している製品なので通常の使い方であれば本製品の出番はないが、しょっちゅうアプリから認識されなくなり再起動が必要になるカメラでは、本製品を間に挟むことで、任意のタイミングでの再起動が可能になる。接続方法次第ではあるものの、意外とあり得る用途ではないだろうか。
法人ユースでは、店頭にあるサイネージを店内から操作する用途にも使える。アプリのタイマー機能を利用すれば、営業時間になるとオンにし、閉店時にオフにするという自動運転も可能だろう。店頭の照明やサイネージのコントロールには、極めて適した製品といえる。
他にはキャンプ用途や、屋外でのイベントにおける電化製品の利用などでは、リモートでの操作にどれだけの必然性を見出せるかがポイントになるだろう。ちなみに本製品の紹介ページではこれら以外に、スプリンクラーや噴水と組み合わせて自動散水するなどの使い方が紹介されている。
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