鉄道運転シミュ用コントローラー「ズイキマスコン」に上位モデル リアルさアップで約3.3万円から

» 2025年04月09日 19時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 瑞起は4月9日、鉄道運転シミュレーター用の新型コントローラー「ZUIKI MasConPRO(ズイキマスコンPRO)」をクラウドファンディング形式で販売することを発表した。販売は「Kibidango」と「GREENFUNDING」で行われる予定で、販売価格(支援額)は以下の通りとなる。

  • コントローラー単体:3万2890円
  • 計器モニターセット:8万9000円
    • コントローラーに「計器モニター」(計器表示用の液晶ディスプレイ)を付属
    • クラウドファンディング限定販売
  • アルミ削り出し本体/計器モニター/ミニPCセット:58万円
    • ボディーを「アルミ削り出し」に変更
    • 完成品ミニPC「Nano-ITX for ZUIKI MasConPRO」をセット
    • クラウドファンディング限定販売

 クラウドファンディングの目標金額は約3000万円で、達成した場合のリターン(製品)は11〜12月をめどに配送される予定だ。

マスコン ZUIKI MasConPRO
マスコン ZUIKI MasConPRO(手前)にZUIKI MasConPRO用計器モニター(奥)を組み合わせたもの

ZUIKI MasConPROの概要

 ZUIKI MasConPROは、瑞起が販売している「ズイキマスコン」の上位モデルという位置付けだ。

 ズイキマスコンは、一部を除くJRグループで広く採用されている左手操作式のワンハンドルマスコンを模して作られている。よりリアルな運転体験を提供すべく、ZUIKI MasConPROには以下の要素が追加されている。

  • マスコンキー:マスコン(主幹制御器)のスイッチとなる鍵
  • レバーサーハンドル(逆転器):列車の進行方向を決めるハンドル(スイッチ)
    • マスコンキーとレバーサーハンドルは、マスコンハンドルと連動する
  • 勾配起動スイッチ:勾配のある場所でブレーキを保持したまま起動(加速)したい場合に押す
  • 戸閉ランプ:車両のドアが閉まったことを知らせるランプ
  • ATS確認ボタン:保安装置「ATS-S形」の動作を確認した際に押す
  • EBリセットボタン:「EB(緊急列車停車)装置」(※1)をリセットする際に押す
  • 警笛ボタン:その名の通り警笛を鳴らす場合に押す(※2)
  • パンタグラフ降下ボタン:電車のパンタグラフを下げるためのボタン
    • 現時点では利用するアプリはない

(※1)JRグループと一部私鉄で採用されている。60秒間(一部車両は30秒間)運転操作がないと警報ブザーが鳴り、それから5秒以内に運転操作をするかEBリセットボタンを押さないと非常ブレーキが掛かる
(※2)鉄道車両の警笛は「足踏みペダル」で鳴らすことが一般的だが、最近はボタン操作でも電子ホーンを鳴らせる車両が存在する

 PCとの接続はUSB 2.0 Standard-A端子で行うことはズイキマスコンと同様だ。

ボタン PROと名前が付くだけあって、本物のマスコンにあるスイッチやボタンが追加されている
ボタン類 ボタン類の配置

ZUIKI MasConPRO用計器モニター

 最近のPC向け鉄道運転シミュレーターでは、マルチディスプレイ表示に対応することで計器類だけ別のディスプレイに表示できるタイトルも存在する。

 ZUIKI MasConPRO用計器モニターはゲーム画面とは別に計器類を出すことに特化したディスプレイで、ZUIKI MasConPROと組み合わせて使うものだ。ディスプレイは1920×720ピクセルの12.4型液晶で、横長とすることで計器類を“ピッタリと”表示できるように工夫されている。

 映像入力はHDMIとVGA(アナログRGB)を1系統ずつ備えている。

横長 計器モニターは、計器類を別ディスプレイに表示できるシミュレーターと組み合わせることに特化した外付けディスプレイだ。1920×720ピクセルというやや特殊な解像度の液晶パネルを使っている

Nano-ITX for ZUIKI MasConPRO

 Nano-ITX for ZUIKI MasConPROは、その名の通りNano-ITXサイズのマザーボードを組み込んだ完成品PCだ。主なスペックは以下の通りとなる。

  • CPU:Core i5-12450H(最大4.4GHz)
  • メモリ:16GB×2(DDR4-3200 SO-DIMM)
  • ストレージ:1TB SSD(PCI Express接続)
  • OS:Windows 11 Pro(OEM版)
PC 最上位のセットには完成品PC「Nano-ITX for ZUIKI MasConPRO」も付属する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  3. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  4. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  8. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年