瑞起は4月9日、鉄道運転シミュレーター用の新型コントローラー「ZUIKI MasConPRO(ズイキマスコンPRO)」をクラウドファンディング形式で販売することを発表した。販売は「Kibidango」と「GREENFUNDING」で行われる予定で、販売価格(支援額)は以下の通りとなる。
クラウドファンディングの目標金額は約3000万円で、達成した場合のリターン(製品)は11〜12月をめどに配送される予定だ。
ZUIKI MasConPROは、瑞起が販売している「ズイキマスコン」の上位モデルという位置付けだ。
ズイキマスコンは、一部を除くJRグループで広く採用されている左手操作式のワンハンドルマスコンを模して作られている。よりリアルな運転体験を提供すべく、ZUIKI MasConPROには以下の要素が追加されている。
(※1)JRグループと一部私鉄で採用されている。60秒間(一部車両は30秒間)運転操作がないと警報ブザーが鳴り、それから5秒以内に運転操作をするかEBリセットボタンを押さないと非常ブレーキが掛かる
(※2)鉄道車両の警笛は「足踏みペダル」で鳴らすことが一般的だが、最近はボタン操作でも電子ホーンを鳴らせる車両が存在する
PCとの接続はUSB 2.0 Standard-A端子で行うことはズイキマスコンと同様だ。
最近のPC向け鉄道運転シミュレーターでは、マルチディスプレイ表示に対応することで計器類だけ別のディスプレイに表示できるタイトルも存在する。
ZUIKI MasConPRO用計器モニターはゲーム画面とは別に計器類を出すことに特化したディスプレイで、ZUIKI MasConPROと組み合わせて使うものだ。ディスプレイは1920×720ピクセルの12.4型液晶で、横長とすることで計器類を“ピッタリと”表示できるように工夫されている。
映像入力はHDMIとVGA(アナログRGB)を1系統ずつ備えている。
Nano-ITX for ZUIKI MasConPROは、その名の通りNano-ITXサイズのマザーボードを組み込んだ完成品PCだ。主なスペックは以下の通りとなる。
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