もっとも、これだけであれば角度のバリエーションが豊富というだけで、一般的なスタンド一体型のiPad保護ケースとそう違いはないのだが、本製品のもう1つの特徴は、iPadをデスク面から数センチ持ち上げた状態での設置にも対応することだ。
iPadをデスク上で使おうとした時、手前にキーボードやマウスなど、何らかの障害物があって画面が見づらいというのはよくある話だ。また、障害物がない場合でも、画面の位置があまりに低すぎて見づらいこともあるし、PCの画面と交互に見ると視線が上下して目が疲れることもある。
本製品ならば、こうした場合に、デスク面から数センチ持ち上げた状態で設置できる。もちろんこちらの場合も複数の角度をサポートしているので、使い勝手を損なうことはない。同等のスタンドではあまり見られないギミックだ。
さらにこの応用として、カバーを折った時にできる背面のへこみをうまく用い、腕や膝に添えて保持することもできる。不安定な場所でiPadを使う場合、これらの持ち方が役に立つこともあるだろう。
ベルキン、USB Type-Cポートも利用可能なiPad用キーボードケース
15周年を迎えたiPadの集大成! M3チップの新型「iPad Air」は買い替える価値があるのか 試して分かったこと
エレコム、純正ペンに近い描き心地を実現した学校向けiPad用アクティブタッチペン
実売1万4800円で手に入るエレコム「Touch Book for iPad 10.9インチ(第10世代)」は理想のキーボードケースとなるか? 試して分かったこと
悲願のiPad対応を果たした「TourBox Elite Plus」 その実力は? プロイラストレーターが試したぞCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.