スマートフォンやPCなどの周辺機器を手掛けるMOFTから、iPadのスタンド機能付き保護ケース「MOFT ダイナミックフォリオ」が登場した。iPadの表と裏をサンドイッチするタイプの保護ケースだが、折り方によって20パターン以上の設置スタイルに対応できるユニークなスタンド機能を備えているのが大きな特徴だ。
米国内のクラウドファンディングで、1万ドルの目標額に対して約26万ドルもの出資を集めるなど大きな人気を博したこの製品だが、日本のMakuakeでも、4月16日午前11時からクラウドファンディング(という名の予約販売)がスタートしている。一般販売予定価格は5980円からだが、Makuakeでは特別価格で購入できるモデルもある。
今回は11インチiPad Pro用モデル(7880円、早割では6280円から)を例に、どんな使い方ができるのかをじっくりと試してみた。
本製品はN52磁石を用いて吸着させる、スタンド機能を備えたiPad用保護カバーだ。iPadの側面はカバーされないので防水/防じんの効果こそ低いものの、バッグの中で表と裏の両面から掛かる圧力には高い保護性能を発揮する。またヴィーガンレザー製で撥水性があることから、汚れ防止にも効果がある。
そんな本製品の特徴は、折り方を変えることによって、さまざまなスタイルでの設置に対応することだ。手前の辺がデスクについた折り方だけでも10パターン以上あるほどで、トータルでは20パターン近くあるというから驚く。
これらは折り紙をモチーフにしているとのことで、折り目に沿って曲げていくと、マグネットで面と面とが吸着し、安定した状態で立てられる。多くの折り方では、そのまま持ち上げても形状を維持できるほどだ。
論より証拠ということで、動画鑑賞や資料の閲覧などに適した垂直寄りの立て方から、タイピングやApple Pencilでの書き込みに適したフラットな置き方に至るまで、一通りの写真を撮ってみた。垂直→水平に近い順に並べてみたのでご覧いただきたい。同じ角度でもスタイルが違うものも含まれる。
角度は15度から80度まで9種類ある。さらに上段にiPhoneを置いて上下2画面での表示にも対応するなど、バリエーションは実に豊富だ。なお縦置きも可能だが、こちらはバリエーションは少ない。縦置きは完全に非対応というわけではないが、実質的に横置きでの利用が前提と考えてよいだろう。
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