15周年を迎えたiPadの集大成! M3チップの新型「iPad Air」は買い替える価値があるのか 試して分かったこと(1/4 ページ)

» 2025年03月10日 22時00分 公開
[林信行,ITmedia]

 先日発表されたM3チップ搭載の新型「iPad Air」を早速レビューする機会を得た。検証したのは13インチモデルで、色はスターライト、ストレージ容量は1TBという最上位モデルだ。

 予想通りではあるが、製品を試した感想を一言でまとめると「2025年にタブレットを新たに購入する人、古いタブレットを新しくしたい人が最初に考えるべき選択肢」。これに尽きる。iPad Airは、15年前に「タブレット」というジャンルを切り開いた世界的ヒットシリーズiPadの王道モデルといえよう。

Apple Intelligence iPad Air タブレット 11型 13型 Apple Pencil Magic Keyboard 新型の「13インチiPad Air」

Airは、iPad購入予定者が最初に検討すべきモデル

Apple Intelligence iPad Air タブレット 11型 13型 Apple Pencil Magic Keyboard 今回検証したのは、M3チップ搭載の「iPad Air 13」(WiFi+Cellularモデル/1TB/スターライト)、「iPad Air Magic Keyboard 13」(ホワイト)、「Smart Folio for iPad Air 13(2024)の3製品だ

 「第3のデバイス」――PCでもスマートフォンでもないデバイスとして、故スティーブ・ジョブズ氏が最初のiPadを発表したのは2010年。最初は1モデルのみの構成でカメラも搭載していなかったが、2025年で15周年を迎え、ラインアップもPro/Air/mini、無印の4つのモデルに拡大。そして、その中心的存在となっているのが、iPad Airだ。

 標準モデルは、通称「無印iPad」ではないかと思うかもしれない。しかし、無印iPadはとにかく価格を重視した学校やテーブル注文端末などでの利用を前提にしたモデルだ。これからApple製品の中心的機能となる、Apple Intelligenceも使えない特殊モデルでもある。

 詳しくは、こちらの記事「Apple製品でiPadほど多用途なモデルは珍しい? 2025年モデルは“iPadの方向性”を再定義する」を読んでほしい。

 そちらの記事にも書いた通り、今、iPadの選び方は非常に簡単だ。

 そもそも今、自分がiPadを必要とするか否かを考える必要はあるが、「必要」と分かったら後はほぼ自動的にモデルが決まる。

 動画や電子書籍など用途を限定しており、Apple Intelligenceよりも価格を優先したい人は無印iPad、動画や写真の撮影や加工、3Dモデルの取り込みや加工といった仕事をしている人はiPad Pro、どうしても小さいサイズがいい人はiPad miniを選ぶ。

 そして、そのどれにも該当しないほとんどの人はiPad Airを選ぶことになる。

 11インチと13インチのどちらのモデルにするかは悩ましい。当然、画面が大きければ大きい分、写真も動画も迫力が増すし、電子書籍の文字も大きく見えるが、重さと価格は上がる。

 さて、新製品が登場すると性能テストなどを通して前モデルとの差を定量化して比較するのが一般的だが、今のiPad選びでは、個々のモデルの性格の違いがあまりにも明瞭なため、あまり定量的な比較は意味を持たない(それでも気になる人はいると思うので、本記事の最後に検証結果をまとめた)。

 新型iPad Airは、プロセッサがM2チップからM3チップに変更された以外は、製品の外観も含め従来モデルとほとんど変わりがない。そのため新たに語ることは少ないが、これまでiPad Airに着目してこなかった人に向けて、以下で製品としての特徴を簡単に解説する。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー