Amazfit Active 2は、独自の音声AIアシスタント「Zepp Flow」に対応している。デフォルトでは、上ボタンの長押しで起動可能だ。
スマートウォッチ上で独自音声アシスタントを使うくらいなら、「Gemini」や「Siri」の方がいいと思う人もいそうだが、Zepp Flowではスマートウォッチのさまざまな設定を音声で指示できる。OpenAIの「GPT-4o」が利用されており、音声認識の精度も上々だ。
常時表示のオン/オフやスリープモードなどの設定変更以外にも、運動計測の開始や心拍数、レディネススコアなど計測データの確認、アラームの設定なども音声で行える。
スマートウォッチの操作は、慣れるまではどこにどの設定があるのか分かりづらいことがあるので、音声で設定できるのは便利だ。
Amazfit Active 2は約1.9万円(プレミアムバージョンは約2.2万円)という価格ながら、健康管理や運動管理、スマートフォン連携など、必要な機能は一通り搭載している。何より、低価格端末にありがちな安っぽさを感じないのも魅力だ
スマートウォッチで「Suica」を使ったり、アプリを入れてスマートウォッチ上で操作したりしたいのであれば物足りなさを覚えるが、健康管理や運動管理で使いたいということであれば十分な性能を持っている。最近のスマートウォッチは価格が高くて手が出ないが、安っぽいスマートバンドは身に着けたくないと考えている人は、ぜひ一度試してみてほしい。
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