接続方法はHDMIもしくはUSB Type-Cのいずれかだ。さらにイヤフォン端子を内蔵し、背面にはスピーカーも搭載するなど、音声出力は充実している。ちなみに、スピーカーの出力は従来モデルでは1W×2だったのが本製品では1.5W×2へと強化されている。
一般的なモバイルディスプレイにあまりない仕様として、これらHDMIやUSB Type-Cポートが左側面ではなく右側面に、またOSDメニュー操作用のボタンやイヤフォン端子が左側面と、一般的なモバイルディスプレイとは端子の配置が左右逆転していることが挙げられる。従来モデルのPX160にも共通する珍しい仕様だ。
左右逆になっていることで生まれるメリットは、ノートPCの右横に本製品を並べた場合、ケーブルがノートPCに干渉しないことで、一方のデメリットはケーブルがノートPCに届きにくくなることだ。本製品添付のケーブルは一般的な添付品よりも50cmほど長いものの、機器の配置によっては長さが足りず困ることがあるかもしれない。
重量は実測で746gと15.6型としては一般的なのだが、カバーを付けると実測で1103gと、1kgの大台に乗ってしまう。最近はより軽量な製品も増えてきており、特にこのカバー装着時の重さは気になる。持ち歩く機会が多ければ、カバーを省略して自前のポーチに入れたり、別の製品を選んだりという選択肢もありそうだ。
付属品はHDMIとUSB Type-Cの両方式に対応したケーブルに加え、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、USB電源アダプターが付属する。USB電源アダプターはUSB Power Delivery(PD)の最大出力こそ30W止まりだが、他にUSB Standard-Aポートも搭載し、プラグも折りたたみ式であるなど、モバイルディスプレイに付属するアダプターとしては充実している。
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