では実際に使ってみよう。接続方式はHDMIとUSB Type-Cの2通りをサポートする。USB Type-Cケーブルであれば1本で、HDMIの場合は給電用のUSBケーブルを含めて2本で接続することになる。USB Type-Cポートは2基あるが、機能的な違いはないのでどちらを用いても構わない。
実際に使ってみて多少気になったのが、斜め方向から見ると色合いがかなり暗く見えることだ。従来のPX160にも見られた傾向で、ゲーム用途で1人で正面から見ているぶんには問題ないが、ビジネス用途などで複数人で画面を左右からのぞき込むような用途では、不便に感じることがあるかもしれない。
また今回のように本体左側面にポートのあるノートPCに接続し、その右側に本製品を並べようとすると、ケーブル長に余裕がなくなる。ケーブルが届かないわけではないが、ケーブルがピンと張ってしまうので、画面を見やすいように内側を向けるのが難しくなる。よりサイズが大きいノートPCとの組み合わせでは、よりタイトになるので要注意だ。
なお本製品は、2基のUSB Type-Cポートを用いてのパススルー給電にも対応している。試しに100WのUSB PD充電器を接続してみたところ、ノートPCの側からは45Wの電源が接続されていると認識された。
45Wというのは多くのノートPCでは十分すぎるほどだが、ゲーミングノートではより高出力な充電器に対応している場合もあるので、ゲーム用途をうたうならば出力はもう少しあってもよさそうに思える。
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