ディスプレイは先代同様に有機ELを搭載する。画素単位で素子の発光を制御できる有機EL方式の優位性を生かした高い色再現性を備えており、色域はDCI-P3を100%カバー、色差を表す指標で数字が小さいほど色の再現性が高くなるΔE値の色精度は1未満、VESA DisplayHDR True Black 500認証も取得している。
さらにリフレッシュレートは240Hz、応答速度は0.2msと高速表示にも対応しており、クリエイティブ、ゲーミング、エンターテインメント、いずれの用途にも適性が高い。
ただ、表面は照明などが写りこみやすい光沢(グレア)仕様だ。ゲーミングPCでは非光沢(ノングレア)が多いだけに、この点は好みが分かれるところだろう。
また、スピーカーは2W×2+1W×4の6スピーカーというぜいたくな構成を採用している。迫力あるサウンドでゲームやエンターテインメントコンテンツを楽しめる。
ディスプレイは16型の有機ELで、表示解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)、最大輝度500ニト、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.2ms、DCI-P3広色域100%カバーとハイスペックな内容だ通信機能は、Wi-Fi 7に対応する無線LAN、Bluetooth 5.4を標準搭載する。合計4基のUSB端子に加えて、HDMI、ヘッドセット、SDメモリーカードスロットなど、インタフェースは充実の内容だ。
USB Type-CとUSB Standard-Aは2基ずつ搭載し、USB Type-Cは片方がThunderbolt 4、もう片方はUSB 3.2 Gen 2に対応している。どちらもUSB PD(Power Delivery)、映像出力(DisplayPort Alternate Mode)にも対応している。
液晶ディスプレイの上部には約207万画素のWebカメラ(顔認証用のIRカメラも統合されている)、アレイマイクを装備している。Core Ultra 9 285HがNPUを統合しているため、Windows Studio Effectsでは、自動フレーミングやアイコンタクトなどのカメラ効果も利用できる。
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