PCいらずで「液タブ」の夢を見たい! HUIONの新型タブレット「Kamvas Slate 13/11」を試して分かった現実:ある日のペン・ボード・ガジェット(4/4 ページ)

» 2025年06月05日 12時00分 公開
[refeia,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

まとめ

 ではまとめていきましょう。Kamvas Slate 13は大型、アンチグレアガラス、筆圧ペンが付属という、かなり貴重な特徴を合わせ持ったAndroidタブレットです。一方で、このような特別感のある仕様を盛り込みながらリーズナブルな価格に収めるためか、性能が比較的控え目で、付属の筆圧ペンも昔の静電気センサー式のペンによく見られた弱点がいくつも残ったままになっています。

 総じて、豪華な点と残念な点が入り混じっており、どの用途に優れているとも簡単には言えない製品になっています。中型でよりリーズナブルなKamvas Slate 11も、同じ問題を抱えています。

 ただし、製品が狙った立ち位置自体は優れています。お手軽お絵描きの鉄板デバイスであるiPadは、ベースモデルも結構ちゃんとした値段(11インチiPadで5万8800円〜)になってしまった上に、Apple Pencilはもともと別売で、しかもそのPencilも何が違うか分からない2機種(第1世代モデルとUSB-Cモデル)に分かれているという混乱の中にあります。

 Kamvas Slateは絵が描けるという訴求をストレートに感じ取れる上に、11型のモデルならば4万円台のパッケージだけで必要なものが一通りそろいます。

 これは、手軽に始めたい初心者にも、絵を描きたいお子さんがいる親御さんにも、非常に良いアクセスポイントとなります。

HUION 液晶 タブレット Kamvas Slate 13 12.7 0.95 ペン対応 Android お絵描き 公式サイトより。画面にジッターテストみたいな絵が映っているので若干心が痛みますが……

 長らくHUIONの製品を見てきて、リーズナブルさを維持したまま完成度を上げていくのが早くてうまいとずっと感じていました。願わくば、この製品も絵を描いたりノートを取ったりするという訴求ならばそれに応じた完成度向上を、もしくはより多くの用途で満足しやすくなるような変化を、果たしていってほしいと期待しています。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー