Microsoftがテキストから動画を生成する「Bing Video Creator」を無償公開/「ChatGPT」がGoogle ドライブやGmail、Teamsなど連携可能に週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2025年06月08日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月1日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

Microsoftがテキストから動画を生成する「Bing Video Creator」を無償で公開

 Microsoftは6月2日、与えられたテキストから短い動画を生成する「Bing Video Creator」を公開した。Bing モバイルアプリから無料で利用できる。デスクトップ版およびCopilot Searchでも近日中に提供予定だ。

photo Microsoftが、テキストから短い動画を生成する「Bing Video Creator」を無償公開した

 使用方法は、Bing モバイルアプリで右下のメニューをタップし「Video Creator」を選択する。または、Bing モバイルアプリの検索バーに「…のビデオを作成」と直接入力する。

 動画の長さは5秒/9:16の縦長フォーマットで作成される。16:9の横長フォーマットも近日中にサポート予定だという。一度に最大3つの動画生成をキューに登録でき、生成が完了すると通知が届く。動画は最大90日間保存されるので、プロンプトをダウンロードしたり、共有、改良したりする十分な時間があるとしている。

「ChatGPT」がGoogle ドライブやGmail、Teamsなどと連携可能に

 Open AIは6月5日、ChatGPTがOutlookやTeams、Google ドライブ、Gmailなどのサービスと連携できるようになったと発表した。有料プランのPlus/ProユーザーがDeep Research機能から利用できる。

 ChatGPTのTeam/Enterprise/Eduユーザーは、SharePoint、Dropbox、Boxとも連携できる。

 ワークスペース管理者は、β版のModel Context Protocol(MCP)を使用して、独自の高度なリサーチ用カスタムコネクターを構築できるようになる。さらにMCPを使えば、社内の専用システムや他のアプリと接続し、Web検索結果や既存のコネクターと並行して、その知識に基づいた検索/推論/アクションをチームで行えるようになる。

 この機能は、Team/Enterprise/Eduの管理者およびProユーザーが利用できる。この他、macOSのTeamユーザーにもChatGPTのRecordモードを展開しているとのこと。これを使うと、会議やブレインストーミング、音声メモなどを文字起こしし、重要なポイントを抽出したり、フォローアップや計画、あるいはコードに変換したりできる。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー