Microsoftは6月10日、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 24H2向けは「KB5060842」、Windows 11 23H2/22H2向けは「KB5060999」、Windows 10(22H2向け)は「KB5060533」、Windows 10(1809向け)は「KB5060531」となる。
なお、Windows 11 24H2向けには、6月11日に不定期(Out-of-band)更新として「KB5063060」がリリースしている。Easy Anti-Cheatサービスを使用するゲームを起動した際に、Windowsが予期せず再起動する問題を修正したという。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで68件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の12件だ。
特に「CVE-2024-47966:Power Automateの特権昇格の脆弱性」は、CVSSスコアが9.8と高く、注意が必要である。
また、以下の2件については、深刻度は「Important(重要)」ながら、既に悪用されたり、更新プログラムのリリースよりも前に脆弱性の詳細が公開されていることを確認しているという。
既に攻撃手法が知られている脆弱性も含まれており、早期のアップデートが推奨される。
Micronは6月10日、主要顧客向けに12層積層HBM4 36GBのサンプル出荷を開始したと発表した。
HBM4は、2048bitのインタフェースを採用し、メモリスタックあたり毎秒2TBを超える帯域幅を実現している。前世代比で60%以上の性能向上を達成した。また、前世代のHBM3E製品と比較して、20%以上の電力効率向上を実現しており、最低限の電力消費で最大のスループットを達成し、データセンターの電力効率を最大化するとしている。なお、HBM4の量産は、2026年に開始される予定だ。
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