最後にOmniBook 7 Aero 13-bgのバッテリーの持続時間を調べるために、YouTubeで4K解像度の動画を流しながら、定期的にWebサイト巡回を行うBBenchを使ってバッテリーの持ちを調べてみた。
今回は、筆者が普段利用しているスタイルを想定してWindowsの電源設定は「最適なパフォーマンス」で実施した。結果としては満充電の状態から、バッテリー残量が3%に達して自動スリープに入るまで、4時間40分ほど駆動し続けた。
外出先で常に動画を見続けるという利用はまずないことや、日中の外出中に原稿の執筆や調べ物、ちょっとしたコーディングやサーバ保守作業を想定すれば、「最適なパフォーマンス」設定であっても1日の業務時間中は使い倒せるバッテリー持ちの良さがうかがえる。
さらに、電源モードを「バランス」や「トップクラスの電源効率」に設定を変更すれば、より長い時間バッテリーのみで駆動させることが可能だ。バッテリー消費後も、ACアダプターに接続して30分充電するだけで50%も充電できる急速充電機能が備わっているので、モバイルノートPCとしては頼もしい。
今回、OmniBook 7 Aero 13-bgを詳しく掘り下げてみたが、大人気シリーズの「HP Pavilion Aero 13のDNAを受け継ぎ、次世代AI PCとしてパワーアップ」のキャッチフレーズに偽りはなく、Pavilion Aero 13から正統進化を遂げたOmniBook 7 Aero 13-bgは、これからの生成AI普及期における、コスパの高いお勧め軽量モバイルPCとして太鼓判を押せるモデルと言えるだろう。
Windows 10のサポート期限も残りわずかに迫る中で、Windows 11にアップグレードできないPCを利用されている人は、ぜひOmniBook Aero 13-bgを買い換え候補に加えてみてはいかがだろうか。
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