Windows 10からの乗り換えに好適! 12万9900円から購入できるCopilot+ PC「OmniBook 7 Aero 13-bg」を試して分かったこと(3/5 ページ)

» 2025年06月16日 12時30分 公開
[Yukito KATO,ITmedia]

OmniBook 7 Aero 13-bgのパフォーマンスをチェック!

 外観チェックはこれくらいにしておいてOmniBook 7 Aero 13-bgの中身、パフォーマンスについて詳しく見てみよう。

 なお、今回手元に用意したモデルはRyzen AI 5 340を搭載したスタンダードモデルを元にチェックしている。主な構成は下記の通りだ。

評価機の主なスペック
CPU AMD Ryzen AI 5 340
メモリ 16GB(LPDDR5x/オンボード実装)
ストレージ 512GB(PCIe 4.0対応NVMe M.2 SSD)
内蔵グラフィックス AMD Radeon 840M
日本HP 12万9900円 Pavilion Aero 13 OmniBook 7 Aero 13-bg Copilot+ PC AI PC 低価格 スタンダードモデルには、Copilot+ PCのハードウェア要件を満たすNPUを内蔵したRyzen AI 5 340を搭載している
日本HP 12万9900円 Pavilion Aero 13 OmniBook 7 Aero 13-bg Copilot+ PC AI PC 低価格 Ryzen AI 5 340はRyzen AI 300シリーズの中で最廉価モデルに当たる

 このAMD Ryzen AI 5 340は、Copilot+ PCのハードウェア要件である40TOPS(1秒間に実行できる演算回数を1兆回単位で表したもの)を優に超える最大59TOPSのNPUを内蔵する。

 現状、サードパーティー製のアプリではこのNPUを活用できる機能はわずかではあるものの、近々実装予定の「Windows Recall」を使ったPC操作の大きな生産性向上もOmniBook 7 Aero 13-bgであれば、スタンダードモデルでも体験可能だ。

 その他にも、文字入力からペイントアプリで画像生成可能な「Image Creator」、ビデオ通話やストリーミング動画の会話内容の字幕をリアルタイムで生成できる「Live Captions」などCopilot+ PCの機能を活用できるので、生成AI時代に備えた非常にお買い得な製品だ。

PCIe Gen4にふさわしい高速NVMeで快適な操作を実現!

 評価機のSSDには、Western Digitalの3D QLC NANDフラッシュを採用したSN5000Sシリーズが採用されていた。QLCと聞くと、SSD登場のころからPCに触れている人からすると耐久性にやや疑問が残りがちだが、SN5000SシリーズはハイブリッドSLCキャッシュを併用することでパフォーマンスを高めつつ、メモリセルの消耗を最小限に抑え、寿命を向上させる「nCache 4.0」という仕組みを採用している。

 また、DRAMキャッシュは搭載されていないが、その代わりとしてPCのメモリから64MB分をDRAMキャッシュとして利用する、HBM方式を採用している。

日本HP 12万9900円 Pavilion Aero 13 OmniBook 7 Aero 13-bg Copilot+ PC AI PC 低価格 評価機には、3D QLC NANDフラッシュを採用したWestern Digital SN5000Sシリーズが搭載されていた

 今回SN5000Sシリーズのパフォーマンスを測るため、ストレージのアクセス速度を計測する定番ベンチマークアプリ「CrysitakDiskMark」を利用して、それぞれ読み出し速度と書き込み速度を測定してみた。結果は以下の通りだ 。

  • 1GiB(読み込み)
    • SEQ1M Q8T1:毎秒6344.62MB
    • SEQ1M Q1T1:毎秒4142.60MB
    • RND4K Q32T1毎秒541.48MB
    • RND4K Q1T1:毎秒71.47MB
  • 1GiB(書き込み)
    • SEQ1M Q8T1:毎秒4120.01MB
    • SEQ1M Q1T1:毎秒3279.34MB
    • RND4K Q32T1:毎秒399.00MB
    • RND4K Q1T1:毎秒122.54MB

 これらの結果を見てみると、筆者自身もQLCのSSDとは思えないくらいのパフォーマンスを発揮しており、QLCに対するイメージが大きく変わることとなった。

 これほどのパフォーマンスを発揮しながら、コストを安く抑えられるのであれば、いよいよクライアント向けのSSDがMLCからTLCにメインストリームが置き換わった時期と同じく、今後はQLCのSSDがメインに置き換わるのではないかと感じる。

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