NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は7月22日、Androidタブレット「LAVIE Tab T8」の新モデル(T0855/KAS)を発表した。想定価格は2万4000円前後で、7月24日に発売する。
今回の新モデルは「アクティブに持ち出すモバイルタブレット」をコンセプトとし、スマートフォンと併用しつつ、より大画面でネットや動画、電子書籍を楽しみたい人にピッタリなように設計を検討したという。スペック的には、現行のLAVIE Tab T8(T0855/GAS)および「LAVIE Tab T9」(T0795/GAS)の特徴を統合したような仕様で、両モデルの後継でもある。
SoC(プロセッサ)はMediaTekの「Helio G85」で、CPUコアは8基構成となる。メモリは4GB、ストレージは128GBを備える。microSDメモリーカードの搭載も可能だ。OSはAndroid 14をプリインストールする。
ディスプレイは約8.7型液晶で、パネルの解像度は800×1340ピクセル、輝度は最大480ニトとなる。縦方向の解像度と輝度を高めることで、外でも快適に使えるようになったという。ハードウェアベースのアイプロテクション機能も搭載する。スピーカーは2基(ステレオ)構成で、Dolby Atmosによる仮想サラウンド機能も利用可能だ。
カメラはアウト(背面)側がオートフォーカス(AF)対応で約800万画素、イン(画面)側が約200万画素となる。インカメラを使った顔認証にも対応する。
外部ポートはUSB 2.0 Type-C端子(充電兼用)と3.5mmイヤフォン/マイクジャックを備える。バッテリー容量(定格値)は5100mAhで、Web閲覧時で最長12時間、ストリーミング動画の最低で最長12.5時間の連続利用に対応する(いずれもNECPCの自社測定値)。
ワイヤレス通信はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)とBluetooth 5.3に対応する。本製品はいわゆる「Wi-Fiモデル」なので、モバイル通信機能は搭載していない。ただしGPSセンサーは搭載しているので、地図アプリなどで現在位置の測定をすることは可能だ。
本体のサイズは約124.8(幅)×211(高さ)×8.5(厚さ)mmで、重量は約320gとなる。
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