あまりの速さに声が出た ポータブルSSD「SanDisk Extreme PRO with USB4」を試すポータブルストレージの道(1/3 ページ)

» 2025年07月23日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 写真や動画の品質は、機器の進化に伴い、以前とは比較にならないほど向上している。しかし、高画質になればなるほど、1ファイルのデータ容量は大きくなる。高画質化はストレージ不足とのトレードオフだ。

 最近では、生成AIで気軽に画像を作成できるようになったが、どれも捨てがたい、もしくはいつか使うかもしれないということで、保存しておくケースも増えている(筆者だけかもしれないが)。これもストレージ不足に拍車をかける一因となっている。

 そんな悩みを抱える人たちに試してもらいたいのが、高速なデータ転送を行えるポータブルSSD「SanDisk Extreme PRO with USB4」(以下、Extreme PRO with USB4)だ。今回、メーカーから借りることができたので、データの避難先として利用できるかどうかを試してみよう。

「SanDisk Extreme PRO with USB4」 「SanDisk Extreme PRO with USB4」のパッケージ

頑丈さと高速転送が魅力

 Extreme PRO with USB4は、2025年1月下旬に販売開始したばかりのポータブルSSDだ。USB4 Gen 3x2接続(最大40Gbps)に対応し、最大読み出し速度は毎秒3800MB、最大書き込み速度は毎秒3700MBと、超高速なデータ転送を行える。

 ボディーには、高い強度と耐久性を保ちつつ、軽量性も兼ね備えた鍛造アルミシャシーと、弾力のあるシリコンシェルを採用した。これによって丈夫さをもたせている。

 耐衝撃性、耐振動性の他、流水に30分間さらしたり、限定的な粉じんと接触させたりしても動作に影響のないIP65規格の防滴防塵(じん)性能もあるので、持ち運びにぴったりだ。なお、動作温度は5度〜45度となっているので、極端に寒い場所や暑い場所では使わないようにしたい。通常利用の範囲であれば、5年間の製品保証を受けられる。

 対応OS(デバイス)はWindows 10/macOS 10.15/Android11/Linux Ubuntu 22.04以降、Xbox One、PlayStation 4/5と、互換性も幅広い。

 ストレージ容量は2TBモデルと4TBモデルがあり、それぞれオンラインストアの価格は順に5万4780円、8万8880円となっている。

箱の中身は?

 パッケージの中身は、本体の他にUSB Type-C to Cケーブル、クイックインストールガイド、そして保証ガイドとシンプルだ。

Extreme PRO with USB4の中身 Extreme PRO with USB4のパッケージの中身。左から時計回りに本体、USB Type-C to Cケーブル、クイックインストールガイドや取り扱い説明書、保証ガイドが入っている

 ボディー裏と側面にはシリコンシェルが貼り付けてあり、弾力性がある。多少汗ばんでいたとしても、手から滑り落ちることはなさそうだ。

正面 Extreme PRO with USB4の表面
表側の畝 表側には細い模様があり、放熱に一役買いそうだ
背面 背面はシリコンが貼り付けられている。持ちやすいというのもあるが、PCの天板に載せておいても滑り落ちることがなさそうだ

 SanDisk製品のExtremeシリーズでおなじみのカラビナループが搭載されているので、ベルトやバッグストラップ、リュックなどにExtreme PRO with USB4を取り付けられる。

カラビナループ おなじみカラビナループも健在だ

 USB Type-C端子は底面にある。なお、本機はアクセスランプ非搭載なので、PCなどの端末から取り外す際には注意が必要だ。

端子 USB Type-C端子は底面にある。アクセスランプはない
側面 側面の朱色のラインはアルミ製だ

 サイズは実測値で135.9(幅)×66.8(奥行き)×14.5(高さ)mmで、質量は159.5g(本体のみ。付属のケーブル込みで177.7g)だった。この程度のサイズと重さであれば、いつもの荷物に追加したとしても「うわ、負担が増えた!」と思うことはないだろう。

本体のみの重さ 本体のみでは159.5gであった
ケーブル含む重さ 使うときに絶対に必要なケーブルも含めると177.7gの重さであった

 では、早速使ってみよう。まずはベンチマークテストからだ。

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