7月末に登場した「Ryzen Threadripper PRO 9000WXシリーズ」に引き続き、AMDからワークステーション向けの新CPU「Ryzen Threadripper 9000シリーズ」が売り出された。その反応やいかに……?
8月1日、Ryzen Threadripper 9000Xシリーズの販売が始まった。登場したのは3モデルで、主な仕様と価格は以下の通りだ。
1週間前に登場したRyzen Threadripper PRO 9000WXシリーズと同様に「Zen 5アーキテクチャ」を採用しており、UEFI(BIOS)アップデート済みのAMD TRX50チップセット搭載マザーボードに組み込める。AMDは「クリエイターやAI開発者、エンスージアスト向け」とアピールしている。
販売開始時の空気は静かで、注文が殺到するような状況ではない様子だった。パソコンSHOPアークは「価格が価格ですしね。ただ、気になっている人は少なからずいると思います」と語る。別のショップも「対応するための環境は、1年半前に登場した「Ryzen Threadripper 7000シリーズ」よりも整ってはいるので、一式で組もうという人もいそうです。バンバン売れたらいいですよね」と冷静に動向を見守っていた。
200万円超えの96コア192スレッドCPU「Ryzen Threadripper PRO 9995WX」が登場
DSP版Homeが1万円切りの放出特価――Windows 10/7終了時との明確な違い
アキバは梅雨明け前だけど――夏本番のARCTIC製ハンディーファンが登場
小型マシンのSSDもPCIe 5.0接続が普通に?――続々登場のPCIe 5.0対応モデル
Lian-Liが冷却ファン売り場の覇権を握った理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.