PCにとっても人体にとっても熱処理が厳しい夏場は、ユニークな冷却パーツが多数登場する季節でもある。先週、ARCTICから登場したのは、100mm径のハンドヘルドファン「Summair 2 Go」だ。ブラックとホワイトがあり、価格は共に3000円弱となる。
ファンの回転数は毎分600〜4300回転となる。折りたたみ式のスタンドと5000mAhのリチウムイオンバッテリーを組み込んでおり、卓上ファンとして使えるのに加え、ハンディーファンとして持ち出すことも可能だ。
稼働時間はフル充電で77時間(毎分1000回転時)、本体重量は約230gとなる。
取り扱う各店での売れ行きは好調な様子だ。オリオスペックは「卓上ファンとしても強力ですし、ハンディーファンとして使えば一部の層に注目を集めそうです」と評価していた。
その他、120mmファンも複数登場している。Antecは28mm厚のARGB LED搭載ファン「Orbit 120 ARGB FAN」を投入。3個パックのブラックモデルが流通しており、価格は8700円前後となる。
darkFlashは側面にインフィニティミラーを組み込んだ「DM20 Line」を売り出している。こちらはスンダードブレードとリバーズブレードがあり、ブラックとホワイトをそろえる。単品売りのみのため、掛け合わせで4種類が店頭に並んでおり、価格はいずれも1000円弱となっている。
TSUKUMO eX.は「今どき、ARGBファンで1000円を切るのはかなり貴重ですね。さらにインフィニティミラーデザインですし、定番になりうるシリーズだと思います」と高く評価していた。
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