先週(6月22日週)、Lian-Li Industrialから連結機能とワイヤレス制御機能を備えた120mmファン「UNI FAN SL-INF Wireless」が売り出された。ブラックとホワイト、スタンダードブレード(順風)とリバースブレード(逆風)、単品売りとコントローラー込みの3個パックのラインアップがあり、掛け合わせで計8種類ある。
価格は単品売りがいずれも5500円前後で、3個パックが1万7000円前後となる。
2024年12月に登場した「UNI FAN SL Wireless」のバリエーションシリーズで、側面にインフィニティミラーを採用しているのが特徴だ。
入荷したオリオスペックは「コスパ重視で先々週に登場した『UNI FAN CL Wireless』に続いて、側面のデザインを強化したSLのバリエーションモデルが投入された形です。また、2の3乗で8通りの製品を並べることになりますが、それだけの支持がありますからね」という。
最近は複数のメーカーがリバースブレードモデルや黒白のカラーバリエーションを投入するようになり、汎用(はんよう)ファン売り場はどのショップでも厳しいせめぎ合いがみられる。そのような中、売り場でハッキリと面積を獲得しているのがUNI FANシリーズだ。
多数のUNI FANシリーズを汎用ファン売り場に並べているTSUKUMO eX.は「連結ファンブームの火付け役ですし、ワイヤレス制御を好む人も増えていますからね。それでいてデザインに癖がなくて、他のブランドとも溶け込みやすい。実際、肌感覚だとLian-Li以外のラジエーターやPCケースに組み込むという人の方が多い印象があります」と話していた。
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