Microsoftは8月12日、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 24H2向けは「KB5063878」、Windows 11 23H2/22H2向けは「KB5063875」、Windows 10 22H2/21H2向けは「KB5063709」、Windows 10 1809向けは「KB5063877」となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで111件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の13件だ。
この中でも特に以下の2件はCVSSスコアが9.8と高く、注意が必要だ。
また、「CVE-2025-53779:Windows Kerberosの特権の昇格の脆弱性」に関しては、深刻度は「Moderate(警告)」ながら、更新プログラムのリリースよりも前に脆弱性の詳細が公開されていることを確認しているという。
Samsung Electronicsは8月12日、世界初となるMicro RGBを採用したTVを製品化して発売すると発表した。115型の大画面にマイクロスケールRGB LEDバックライトを搭載しており、鮮烈な輝度と超リアルな色合いを実現し、これまでにない色彩体験を楽しめるとしている。
Micro RGB TVは、Samsung独自のMicro RGB技術を採用。100μm未満のサイズで個別に制御可能な赤/緑/青のLEDをパネル背面に配置している。
従来のバックライトとは異なり、赤/緑/青のLEDをそれぞれ精密に制御するが可能で、国際電気通信連合(ITU)が制定した色精度の国際規格であるBT.2020の100%カバー率を業界で初めて実現したとのこと。
また、最先端のグレアフリー技術によって明るい照明下でも映り込みを最小限に抑え、快適な視聴体験を実現するとしている。なお、Micro RGB TVはSamsung Vision AIを搭載しており、AIアシスタントの「Bixby」を介して俳優のプロフィールや関連コンテンツ、リアルタイムのおすすめ情報などに画面に触れずにアクセスできる。
米国の価格は2万9999ドル(約440万円)だ。韓国でも販売されている他、今後はさまざまなサイズを世界展開する予定としている。
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