インテルは8月18日、日本を含む23の国と地域のビジネスパーソン5050名を対象に実施した「AI PCグローバルレポート」の結果発表を行った。
AIやAI PCの活用状況、それらに関する意識やイメージなどを聴取したレポートで、AI PCへの理解度については世界全体の85%が「よく理解している」「理解している」と回答したが、日本国内では52%にとどまる結果となった。またAI PCの導入検討については「AI PCへの以降を進めている」「導入を計画している」と回答したのは全体で87%、日本は65%となっている。
また、世界では90%が「AI PCが生産性を向上する」と考えているのに対し、日本では70%となっているなど、AI PCの活用に対するイメージの差異が浮き彫りとなっている。
AI PCを導入する障壁に対しては、世界では「セキュリティ上の懸念」(33%)が最も多い回答となったのに対し、日本では「初期コスト」「運用コスト」(ともに44%)の回答が最も高い結果となっている。
組織全体でのAI理解度については、83%が「自社のリーダーシップはAIの可能性を理解している」と回答した一方、日本では52%にとどまった。また「自社のITチームはAI PCの導入に準備ができていると考えているか」については世界の90%に対し、日本は65%という結果になっており、レポートでは日本ではAIの可能性を組織全体で認識する必要があると指摘している。
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