「ロボット掃除機を身近に感じてほしい」 革命的といえるラインアップに刷新したアイロボットジャパンの挽野社長が自信を深める理由IT産業のトレンドリーダーに聞く!(3/3 ページ)

» 2025年08月22日 16時00分 公開
[大河原克行ITmedia]
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業績改善のためにありとあらゆるものを向上させる

―― 現時点での影響はどうですか。

挽野 コーエンは記者会見だけでなく、主要な取引先を訪問し、直接説明も行いました。取引先各社には理解して安心してもらい、ビジネスを継続してもらっています。また、3月はルンバユーザーや購入を検討していたお客さまからコールセンターに問い合わせがあったり、販売店店頭でも心配する声があったりしましたが、それもかなり落ち着いてきています。疑念は払拭されたと思っています。

―― アイロボットでは、新たなキーワードとして「ELEVATE(エレベート)」をグローバルで掲げています。この狙いについて、コーエンCEOは「業績改善のために、ありとあらゆるものをエレベート(向上)する」とコメントしています。これは成長戦略ですか、それとも変革や再生戦略を指しますか。

挽野 これは両方を指します。今のアイロボットに求められているのは、変革しながら成長することです。製品開発の方法を変え、よりよいモノを、より迅速に市場に出していくことは大きな変革ではありますが、それだけでなく、しっかりとお客さまに届けて販売を拡大するということもセットで考えています。

―― この成果は、どんな指標で推し量るのですか。

挽野 社内には売上高や利益など、さまざまな経営指標がありますが、その他にも新製品の投入サイクルが年1回だったものを半年に1回にするとか、製品を使っていただいたお客さまの評価レビューを分析し、それを重視するといったことも行います。ただ、目指す指標は対外的には公開していません。

―― 日本におけるELEVATEのポイントは何ですか。

挽野 日本の場合は、これまでにやってきたことを、より強化していくことになります。アイロボットジャパンでは2030年までに、国内掃除機市場全体の5台に1台をロボット掃除機にすることを目標に掲げました。これも、日本における「ELEVATE」の取り組みの1つとなります。グローバルのELEVATEの取り組みによって生まれたより良い製品をお客さまに届けることで、より多くの人に使ってもらうことが、日本における“ELEVATE”になります。

アイロボットジャパン iRobot ルンバ ブラーバ Roomba ロボット掃除機 床拭き アイロボットがグローバルで掲げるキーワード「ELEVATE」(引き上げる)

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