本製品の充電には専用の充電台を使用する。こちらもAmazfit Active 2と同じもののようだ。USB Type-Cケーブルを挿入して使うタイプだが、ケーブルは付属しないので別途用意する必要がある。
バッテリー容量は260mAhと本体サイズが小さくなっているため、バッテリー容量もAmazfit Active 2の270mAhよりわずかに少ない。ただ、公称のバッテリー駆動時間は、通常使用で約10日間、ヘビーユースで約5日間と変わってはいない。
実際に常時表示無効/睡眠計測/24時間の心拍計測/70分のウォーキング(GPS使用)/スマートフォンからの各種通知という使い方では、1日あたり約20%のバッテリー消費となった。概ね公称通りのバッテリー持ちといっていいだろう。
GPSの使用頻度を抑えればバッテリー駆動時間はさらに伸びると考えられるが、それでも1週間持たせるのは難しいかもしれない。入浴時に充電するなど習慣化した方が良さそうだ。とはいえ、1〜2泊の旅行や出張なら充電の心配は不要だろう。
Amazfit Active 2 Squareは、測位システムとして米国のGPS/ロシアのGLONASS/EUのGalileo/中国の北斗(BDS)/日本のみちびき(QZSS)の5衛星測位に対応している。
オフラインマップにも対応しており、運動中などに地図を確認できる。あまり利用する機会はないと思うが、別のアプリで作成したルートファイル(GPX/TCX/KML形式に対応)をインポートし、ターンバイターン方式でナビゲーションを行うこともできる。旅行や出張などの宿泊先の周辺を軽くウォーキングする、ランニングする場合などには使えるだろう。
Amazfit Active 2 Squareは、ランニングやサイクリング、ヨガ、縄跳び、テニスなど、160以上の豊富なスポーツモードを搭載し、日常のフィットネスから本格的なトレーニングまで幅広くサポートする。5気圧防水を備えており、水泳でも利用可能だ。
また、あらかじめ設定は必要だが、ウォーキング/ランニング/サイクリング/水泳/エリプティカル/ローイングマシンは自動検出にも対応する。
OpenAIの「GPT-4o」を統合した独自の音声AIアシスタント「Zepp Flow」も利用可能だ。スマートウォッチの各種設定や操作を音声で指示できるのに加え、ChatGPTやGeminiなどの音声AIと同様、一般的な内容に関しても質問できる。
運動計測の開始や心拍数、レディネススコアなど計測データの確認、アラームの設定なども音声で行えるので、画面やボタンが小さいAmazfit Active 2 Squareでは、より便利に使えそうだ。
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