計測データは、スマホアプリ「Zepp」(Android 7.0以上/iOS 14以上)で管理する。Zeppに限らず、最近のヘルスケア関連は細かい数値を見るというより、計測したデータを基に算出されるスコアを確認するというものが主流になっている。Zeppでは「レディネス」スコアがそれにあたる。これが100に近いほど、体が良好な状態ということになる。
計測した細かなデータも見ることはできるが、そうしたデータを見たところで、それが何を意味するのかは判断が難しい。それらのデータからシステム的に体の状態を数値化してくれるのは、多くのユーザーにとっては便利といえるだろう。
なお、Amazfit Active 2 Squareと同時に発表された上位モデルのAmazfit Balance 2は、レディネススコアとは別に、体調の変化を数値化して表示する「Bio Charge機能」を搭載する予定だが、提供が遅延している。現状、Amazfit Active 2 Squareでは特にアナウンスがないので、そのままレディネススコアが使われるようだ。
Amazfit Active 2 Squareは、「円形か角形か」という根本的な好みの違いを除けば、Amazfit Active 2の完成度をそのまま継承した優秀なスマートウォッチだ。2万円台前半という価格帯では珍しいサファイアガラスの採用や、上位機種譲りのZepp Flow音声アシスタント機能など、コストパフォーマンスの高さが光る。
本体サイズは、人によってはやや小ぶりに感じられるかもしれないが、そのコンパクトさや上品なデザインを好むユーザーも多いだろう。ディスプレイサイズを重視するなら上位のAmazfit Balance 2、タフネス性能ならT-REXシリーズという選択肢もあるが、日常使いでの上品さとスマートな機能性を両立させたいユーザーには、Amazfit Active 2 Squareが最適解となりそうだ。
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