ONEXGPU Liteは、外付けGPUボックス「ONEXGPU」シリーズの最新モデルで、これまでの2機種と比べると軽く持ち運びやすいことが特徴だ。11月上旬の発売を予定しており、直販価格は9万9800円、先行予約キャンペーンを適用すると9万6800円で購入できる。
GPUはAMDの「Radeon RX 7600M XT」で、本製品を接続することで「“普通の”PCをゲーミングPC並みにチューンアップできる」(山田社長)。GPUとしての消費電力は最大120Wで、USB4(Thunderbolt 4)で接続した場合はPCに最大65Wの給電も行える。
PCとの接続はOCuLinkまたはUSB4で行う。OCuLink接続時は、PCへの給電は行えない。
映像出力は、DisplayPort 2.0とHDMI 2.1を1基ずつ備える。いずれも最大で4K(3840×2160ピクセル/120Hzまたは8K(7680×4320ピクセル)/60Hzの出力が可能だ。
本体はフルメタルボディーで、合計1万5006個のパンチングが施されている。最大3100rpmで回転するファンやベイパーチャンバー、合計面積7万2000mm2の純銅フィンによって効率的にGPUを冷却する。
本製品をUSB4端子を搭載するPCとつなぐと、グラフィックス処理のパフォーマンスを向上できる。外部GPU備えていない通常のノートPCでも、ゲーミングPC並みのグラフィックスパフォーマンスを実現可能だ。
電源は外付けで、最大280W出力のACアダプターが付属する。このACアダプターはやや大きいものの、本体は小さいのでバッグに入れて持ち運ぶことは難しくない。外出先に持ち込んでゲームプレイを楽しんだり、クリエイティブ作業を行ったりすることもできる。
本体のサイズは約114(幅)×116(奥行き)×34.5(高さ)mmで、重量は約493.5gだ。
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