発表会場で目を引いたのは、さまざまなモードで4台並べられたONEXSUGAR SUGAR1だ。プロモーションでも「ロボットのようなゲーム機」というイメージ映像を使っていたが、コンセプトを“そのまま”展示していた。
2画面プレイにネイティブ対応するゲーム「ONEXSUGAR×Halk」では、メインディスプレイにゲーム画面、セカンドディスプレイにマップを表示してプレイする様子も確認できた。
海外クラウドファンディングサイトで本製品を見たとき、筆者は「分厚そうだ」「おもちゃのようだ」と感じたが、実際に目にすると質感が良い上に、思ったほどに厚みはなかった。
そもそもゲームコントローラーにはある程度のサイズが必要なので、全体的な厚さはそれほど気にならないだろう。
ONEXPLAYER X1 Airは、スタンドを内蔵することでより機動力が高まったと感じる。しっかりしたヒンジのあるスタンドは、説明通りほぼ180度に近い角度まで開き、タブレットとしても使いやすそうだ。
ゲームコントローラーはONEXPLAYER X1シリーズで共通なので、前モデルを購入した人は1つを携帯用、1つを据え置き用といった形で運用するのもありだろう。
専用キーボードとの接続は引き続きポゴピンを利用する。これにより、キーボード入力時の遅延をほぼ感じることがないだろう。バックライトを光らせれば、暗い場所での入力も問題なく行える。
ONEXGPU Liteは、フルメタルボディーということもあり、かなり高い質感であった。1万5006箇所に開けられた小さいパンチングホールは、「ホール(穴)」というより全体的に「メッシュ」のような面持ちだ。
前面にはオン/オフ可能なLEDを搭載しており、「ONEXGPU」の文字がレインボーカラーで浮かび上がる。USB4端子とOCuLink端子はこちら側にある。
背面には電源端子とHDMI出力端子、DisplayPort出力端子が並ぶ。
今回発表された3機種は、この週末に一般公開される「東京ゲームショウ2025」のブース(ホール2 N-04)でも展示するという。気になる人は、ブースへ立ち寄ってみてはどうだろうか。
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