近年の東京ゲームショウでは、PC向け周辺機器の展示も増えているが、多くはゲームパッドやアーケードスティックといった「ペリフェラルデバイス」だ。しかし、“足回り”として重要なストレージデバイスも忘れてはいけない。
この記事では、9月28日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されている「東京ゲームショウ2025」に出展した2社のストレージメーカーのブースを紹介する。
日本サムスンが展開する「Samsung SSD」ブースは、ここ数年の東京ゲームショウでは定番となっている。今回はホール7に大きめのブースを構えている(区画番号は「07-C01」)。
ブースのテーマは、前回に引き続き「Make Your GG」だ。ゲームメーカー8社の17タイトルとコラボレーションを実施し、ゲームの試遊をメインに据えた展示を行っている。試遊できるタイトルには発売前のものも含まれている。また、「microSDカード GET Challenge」などステージプログラムも展開している。
製品の展示よりも、自社のSSDを搭載したPCやゲーム機での“体験”を重視した展示ともいえる。
中央にアーケード(業務用)ゲーム筐体をイメージした対戦台を設置したステージイベントでは、人気ゲームを使用したイベント「microSDカード GET Challenge」が実施されている。
ステージでは「よしもとゲーミング」ゲー人ギルドに所属する風次さん(裏切りマンキーコング)、にしざわ学園さん(同)、Japanese小池さん、ひろちんさんの4人が交代で登壇し、いろいろ盛り上げてくれる。参加者はタイトルごとに設定されたお題をクリアすると、SamsungブランドのmicroSDメモリーカードをもらえる。
なお、このタイトルのみプレゼントされるmicroSDメモリーカードが、コラボ商品の「Samsung microSD Card Sonic the Hedgehog PRO Plus 128GB」(ナックルズデザイン)となる上記の写真はビジネスデイ1日目(9月25日)の様子だが、このイベントは9月27日〜28日の一般公開日も実施している。腕に覚えがある読者は是非参加してほしい。
ゲームの試遊コーナーでは、以下の未発売タイトルを含む10種類のゲームを遊べる。
試遊台で使われているPCには「Samsung SSD 9100 PRO」か「Samsung SSD 990 PRO」が、Nintendo Switch 2には「Samsung microSD Express Card 256GB for Nintendo Switch 2」装着されており、自社のストレージデバイスが快適なゲーム体験につながることをアピールしていた。
あくまでもビジネスデイ1日目の印象だが、発売前のタイトルを試遊する目的であればSamsung SSDブースは待ち時間もあまりなく“穴場”だったように思える。
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