Logi Options+では、K980の23のキーにそれぞれショートカットを登録したり、K980のAI起動キーに好みのAIツールを割り当てたりできる。
このような製品の特徴を説明した後、塩谷さんは従来型のソーラー充電式キーボードに寄せられているユーザーの声を取り上げた。
「200ルクスで充電できるとうたっているのに、室内照明で充電できず。キーボードの復帰に数秒掛かる。接続トラブルが生じる、バッテリー寿命が短く充電できなくなる、キーの耐久性が低いという声がある」(塩谷さん)
K980ではこれらの声を踏まえ、200ルクスで充電できるようにした上で、バッテリーの耐用年数を10年とした。また、満充電から4カ月の間は充電できないような環境でも使えること、スリープからの復帰時間の体感をゼロにしたり、Easy Switchボタンで接続先を簡単に切り替えられたり、高い接続性を実現した。さらに、1キーにつき約1000万回の入力可能なメカニカルキーボードのような高耐久性キースイッチを採用した。
さらにキートップはシルク印刷の上にUV印刷を重ねることで、摩耗による刻印の剥げが生じないようにも工夫している。これらを組み合わせたことで1台のキーボードを長く使うことができ、入力関連のストレスを減らすようにしたのだ。
質疑応答では、「携帯するものほどバッテリー切れが不安なので、同様のコンセプトのコンパクトキーボードの開発予定はないか」「カラーはグラファイトの1色だけなのか」といった質問が飛び出したが、塩谷さんは「そのようなニーズがあれば、本社で開発する可能性もある。どんどん声を挙げてほしい」と回答していた。
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