マウスコンピューターの最新フルタワーゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7A7X(ホワイト)」を試す 高パフォーマンス+高コスパで高い満足感!(1/3 ページ)

» 2025年11月20日 17時00分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]

 「NEXTGEAR HD-A7A7X」は、マウスコンピューターのゲーミングブランド「NEXTGEAR(ネクストギア)」から登場した新しいフルタワー型ゲーミングPCだ。

 NEXTGEARは2023年に登場したエントリー/ライトユーザー向けのゲーミングブランドで、AMDプラットフォームの積極採用や販売チャンネルの限定などを通して価格を抑えた、コストパフォーマンスの高さが特徴のシリーズだ。この9月、同ブランドではデスクトップPCのラインアップをリニューアルし、「よりパフォーマンスが欲しい」というユーザーの声に応えてフルタワー型デスクトップモデルも加えた。リニューアルの経緯などは別記事で紹介した通りだ。

 HD-A7A7XはGPUとして「Radeon RX 9070 XT」を搭載しており、ボディカラーはブラックとホワイトから選べる。CPUは「Ryzen 7 9700X」か「Ryzen 7 9800X3D」を用意している。最小構成価格は、Ryzen 7 9700Xモデルが29万4800円、Ryzen 7 9800X3Dモデルが32万9800円となる。

 今回、Ryzen 7 9800X3D搭載のホワイトモデル(HDA7A7XW8AFDW102DEC)の実機を入手したので、レビューしていく。

NEXTGEAR HD-A7A7X(ホワイト) NEXTGEAR HD-A7A7Xは、GPUに「Radeon RX 9070 XT」を搭載するフルタワーモデルだ。CPUとカラーはそれぞれ2種類から選べるが、今回はRyzen 7 9800X3D搭載のホワイトモデル(HDA7A7XW8AFDW102DEC)をレビューする

Ryzen 7 9800X3D+Radeon RX 9070 XTの“オールAMD構成”

 まずレビュー機の基本スペックをチェックしよう。

 CPUはRyzen 7 9800X3Dだ。「X3D」の型番からも分かる通り、「3D V-Cache」による大容量のL3キャッシュを備えている。これは多くのゲームタイトルにおいてフレームレート向上に効果的で、ゲーミング向けハイエンドCPUとしては定番的存在の1つとなる。

 CPUの冷却には、240mmのラジエーターを備える水冷クーラーを用いている。長時間の高負荷運用でも不安のない放熱性能を確保している。

CPU-Z CPU-Zで確認したRyzen 7 9800X3Dの情報。3D V-Cacheテクノロジーにより、96MBの大容量L3キャッシュを備えている
水冷 CPUは240mmラジエーター付きの水冷クーラーで冷却される

 GPU(グラフィックスカード)はRadeon RX 9070 XTだ。競合のNVIDIAでいうと「GeForce RTX 5070 Ti」に匹敵する3Dゲーミング性能をもつミドルハイモデルとなる。レイトレーシングやAI(人工知能)のパフォーマンスでは競合に譲るが、コストパフォーマンスを重視するハイエンドゲーマーからの人気が高い。

 レビュー機は2.5スロット厚の3連クーラー付きのグラフィックスカードを搭載していた。

GPU-Z GPU-Zで確認したRadeon RX 9070 XTの情報。最新タイトルを2.5K以上の高解像度で快適にプレイできるゲーミング性能を備える
グラボ 評価機が搭載していたグラフィックスカードは、ASRock製の「AMD Radeon RX 9070 XT Challenger 16GB」だった

 メモリは32GB(16GB×2/DDR5-5600)、ストレージは1TB SSD(PCI Express 4.0 x4接続)が標準構成だ。メモリはさておき、ストレージの容量はやや控え目な印象だ。

 直販サイトで購入する場合、BTOサイトでメモリとストレージをカスタマイズできる。メモリは最大128GB(32GB×4)まで搭載可能で、ストレージはM.2 SSDのダブル搭載(最大4TB+4TB)など、柔軟な構成に対応できる。BTOメニューで構成を変更することでリアルタイムに購入価格が確認できるのもうれしいところだ。

メモリ メモリはDDR5-5600(PC5-44800)対応で、標準で32GB(16GB×2)を搭載している。BTOでは64GB(32GB×2)や128GB(32GB×4)も選択可能だ。
CDI CrystalDiskInfoで確認したSSDの情報。今回のレビュー機は標準の「1TB SSD(PCI Express 4.0 x4接続)」構成で、この個体は「CSSD-M2PE27TSVQ1000GB」というモジュールを搭載していた
CDM 「CrystalDiskMark 9.0.1」(ひよひよ氏作)で上記のSSDのパフォーマンスをチェックした。シーケンシャルリード/ライトの速度は、PCI Express 4.0 x4インターフェイスのM.2 SSDとしては悪くない
ヒートシンク付き SSDには標準でサーマルスロットリングを防ぐヒートシンクが装着されている
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