瑞起ブースでは、ミニPC「X68000 Zシリーズ」をはじめ、組み込みSoCに合わせたハードウェア設計もできる技術力の高さをアピールする展示していた。
X68000 Zは、発売時に高価でなかなか手の出しづらかったシャープ製のコンパクトなワークステーション「X68000」を、さらにコンパクトにして現代によみがえらせたミニPCで、小さくても当時のレトロゲームをプレイしたり、現代の環境に合わせてさまざまな用途で活用したりできる。シリーズで2度のクラウドファンディングで合計約6億9000万円の支援が集まった。
展示していたX68000 Zでは実際にゲーム画面を表示しており、接続したコントローラーでプレイもできるようにしていた。
その他、アーケードゲームとして人気の高かった「DanceDanceRevolution」(コナミ)や、「EGRET II」(タイトー)などを卓上サイズに再現して実際に遊べるようにした「DanceDanceRevolution Classic Mini」と「EGRET II mini」など、受託された機体なども展示していた。
担当者は「ソフトだけ、OSだけ、基板だけを作ることができる企業は多いが、瑞起ではオリジナルの金型作りからOS開発まで一手に引き受けられる。その開発力に注目してもらえれば」と語っていた。
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