10月21日に発表したHHKB Professional Classic Type-Sは、HHKB Professional Classicに、静粛性を高めたキースイッチ「Type-S」を搭載したモデルだ。
特徴は電池ボックスがないこと、キーストロークが約3.8mmになったこと、HHKB Professional Classicにはなかった日本語配列も選べるようになったこと、税込3万1900円と比較的安価なことだ。
「カラーキートッププロジェクト」の第2弾から第4弾が進行したことについても触れられた。
3月19日には「HHKB栃木レザーデスクマット」、8月20日にはHHKB×バード電子コラボ20周年記念「シリコンタイピングベッド」、9月8日には松葉製作所「木製キートップセット」の販売も始まった。
公式サイト内に掲載している導入事例のようなコンテンツ「User’s Voice」について、山口氏は「HHKBを愛する多くのユーザー、いってみれば“ヘンタイ”たちの声をヒアリングした」と紹介した。
「ここから多くの名言が飛び出し、さらにはZOZOTOWNとのコラボレーションのようなものまで生まれたことは興味深い。取材しても良いという企業があれば、ぜひお声がけを」(山口氏)
HHKBプレゼンツによる月イチの「Happy Hack!〜僕らのライフスタイル〜」(Gadgetouch内)や、HHKBエバンジェリストであり東京大学教授でありソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一氏がMCを務める「暦本純一のあれこれ探求ラボ」の紹介も行われた。
どちらも、必ずしもHHKBユーザーがゲストに訪れるわけではないものの、「どうやってHHKB沼にハマっていくのかを見たり、1度の視聴では理解できなかったことを2回、3回と見る新しいYouTubeの視聴体験をしたりすることで楽しめる番組だ」と山口氏は解説していた。
最後はコラボレーションの紹介だ。
長時間、同じ姿勢で作業していても体への負担が少ないということでオフィス家具展示会「オルガテック東京」や「もくもく会」「DESIGNART TOKYO 2025」といったイベントでコラボレーションしたのが、コクヨの新しいワークチェア「ingCloud」だ。
HHKB好きなエンジニアが多いということで敢行した取材がきっかけでコラボアイテムを発売することになったのが「HHKB×ZOZOTOWNコラボアイテム」のTシャツ類やフーディーだ。
イベント会場には、どちらのコラボレーションアイテムも展示されていたため、キーボード関連製品ばかりが展示される今までのHHKBユーザーミートアップとは異なる雰囲気を醸し出していた。展示物については後ほど紹介したい。
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